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J-GLOBAL ID：201102217525811300   整理番号：11A1776609

最近の中高温熱源からの酸化物熱電発電材料の状況

Recent aspects of oxide thermoelectric materials for power generation from mid-to-high temperature heat source

著者 (1件)： OHTAKI Michitaka (Dep. of Molecular and Material Sciences, Interdisciplinary Graduate School of Engineering Sciences, Kyushu Univ.)
資料名： Journal of the Ceramic Society of Japan  (Journal of the Ceramic Society of Japan)
巻： 119  号： 1395  ページ： 770-775 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： F0382A  ISSN： 1882-0743  CODEN： JCSJEW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱電性能の急速な進歩が実質的に日本において実施され,この20年で10倍以上の酸化物のZT値がもたらされた。これは,1990年初期まで酸化物は可能性のある候補材として無視されてしたが,熱電材料の研究の指針の革新的な変化に起因している。CaMnO₃基ペロブスカイト,AlドープZnO,NaCo₂O₄やCa₃Co₄O₉に代表される層状酸化コバルト,およびSrTiO₃などの期待される酸化物熱電材料が発見された。本稿では,現在の酸化物熱電材料についてレビューし,バルク酸化物セラミックにおける格子熱伝導(選択フォノン散乱)の選択還元のいくつかのナノ構造制御戦略について検討した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 熱電発電 ,  *熱電材料 ,  廃熱利用 ,  熱回収 ,  酸化物 ,  ペロブスカイト型結晶 ,  マンガン酸塩 ,  カルシウム化合物 ,  酸化亜鉛 ,  コバルト酸塩 ,  ナトリウム化合物 ,  層状化合物 ,  チタン酸ストロンチウム ,  熱伝導率 ,  格子振動 ,  散乱 ,  還元 ,  制御 ,  ナノ構造 ,  輸送係数 ,  移動度 ,  ホッピング伝導 ,  *電気特性 ,  結晶構造 ,  性能指数
準シソーラス用語： コバルト酸ナトリウム ,  格子熱伝導率 ,  フォノン散乱 ,  選択還元 ,  構造制御 ,  Seebeck係数 ,  熱電特性

分類 (1件)： 熱電発電,熱電子発電  (NB03080V)

引用文献 (47件)：

• 1) “CRC Handbook of Thermoelectrics”, CRC Press, Inc., Boca Raton (1995).
• 2) M. Ohtaki, D. Ogura, K. Eguchi and H. Arai, J. Mater. Chem., 4, 653–656 (1994).
• 3) D. Berardan, E. Guilmeau, A. Maignan and B. Raveau, Solid State Commun., 146, 97–101 (2008).
• 4) D. P. Karim and A. T. Aldred, Phys. Rev. B, 20, 2255–2263 (1979).
• 5) W. J. Weber, C. W. Griffin and J. L. Bates, J. Am. Ceram. Soc., 70, 265–270 (1987).

タイトルに関連する用語 (4件)： 高温熱源 ,  酸化物 ,  熱電発電 ,  状況