抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,分散ストレージシステムの修復問題に対応する再生成符号とその秘密分散について議論する。修復問題に対し,K.V.Rashmi,N.B.Shah and P.V.Kumarは2種類の最適な再生成符号を提案している。ここで,最適な符号とは,故障ノードの分散データの複製を作るためにダウンロードするデータサイズを示す修復バンドワイドとネットワーク上の各ノードが保存する分散データのストレージサイズとのトレードオフ関係の最適値を満たすパラメータをもつ符号のことである。ひとつはストレージサイズを最小にする最小ストレージ再生成符号であり,もうひとつは修復バンドワイドを最小にする最小バンドワイド再生成符号である。彼らは,提案している符号に対する元データの復元方法と故障ノードの分散データを複製する再生成方法については提案しているが,秘密分散については議論していない。そこで,本稿では,Rashmi-Shah-Kumar最小ストレージ再生成符号に対する秘密分散構造の構築方法の提案およびその安全性について議論する。具体的には,ノードが保存する分散データと故障ノードを修復するための再生成用データに対し,秘密分散の構造が成り立つことを示す。(著者抄録)