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J-GLOBAL ID:201102217678532842   整理番号:10A1360324

アルギニン成分をキトサンに組み入れることによるHela細胞のための形質移入効率の強化

Enhancement of transfection efficiency for HeLa cells via incorporating arginine moiety into chitosan
著者 (14件):
資料名:
巻: 52  号: 23  ページ: 3207-3215  発行年: 2007年 
JST資料番号: A0206B  ISSN: 1001-6538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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アルギニンに富むペプチドは,それらの明白な内在化機構により著しい注目を集めた。アルギニンとグアニジノ成分は細胞膜を介して転流させることが出来,そして膜透過の過程で重要な役割を果たした。本研究では,アルギニンを,新しいキトサン誘導体を形成するため,キトサンの背柱に結合,アルギニン改質キトサン(Arg-CS),した。Arg-CS/DNA複合体を,コアセルベーションプロセスの方法に従って準備した。Arg-CSとArg-CS/DNA複合体の物理化学的特性を,特性評価し,そしてArg-CS/DNA複合体により媒介された形質移入活動と効率を,標的細胞としてHela細胞を取って調査した。Arg-CSを,FTIRと13C NMRにより特性評価した。Arg-CS/DNA高分子電解質複合体を,アガロースゲル遅延,ダイナミック光散乱(DLS)そして原子間力顕微鏡(AFM)により調査した。結果は,Arg-CS/DNA複合体が2:1のN/P比で,そして100から180nmまで変化した粒子サイズを形成することを始めた,ことを明らかにした。プラスミドDNAを持つ,Arg-CSとそれらの複合体の細胞毒性を,Hela細胞のためのMTTアッセイにより決定し,そして結果は,Arg-CS/DNA複合体がArg-CSよりわずかにより少ない毒性である,ことを暗示した。更に,誘導体単独そしてそれらの複合体は,それぞれPEIとPEI/DNA複合体より著しくより低い毒性を示した。標的細胞としてHela細胞を取り,そしてレポータ遺伝子としてpGL3制御を使って,Arg-CSにより媒介されたルシフェラーゼ発現を,異なるpHメディアでキトサンにより媒介されたルシフェラーゼ発現と比較して約100倍まで大きく強化した。これ等の結果は,Arg-CSが遺伝子の配送と形質移入のための安全で効率良いベクトルとしての有望な候補である,ことを暗示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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