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J-GLOBAL ID：201102217898705691   整理番号：11A0156097

水を飽和充填した未固詰弱装填ガラスビーズの動的音響弾性試験

Dynamic acoustoelastic testing of weakly pre-loaded unconsolidated water-saturated glass beads

著者 (3件)： RENAUD Guillaume (INSERM U930-CNRS ERL3106-Universite Francois Rabelais UFR Medecine, 10 boulevard Tonnelle, 37000 Tours, FRA) ,  CALLE Samuel (INSERM U930-CNRS ERL3106-Universite Francois Rabelais UFR Medecine, 10 boulevard Tonnelle, 37000 Tours, FRA) ,  DEFONTAINE Marielle (INSERM U930-CNRS ERL3106-Universite Francois Rabelais UFR Medecine, 10 boulevard Tonnelle, 37000 Tours, FRA)
資料名： Journal of the Acoustical Society of America  (Journal of the Acoustical Society of America)
巻： 128  号： 6  ページ： 3344  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： C0249A  ISSN： 0001-4966  CODEN： JASMAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水を飽和充填した未固詰弱装填ガラスビーズの動的音響弾性試験を行った。この未固詰ガラスビーズに重力加速度を与えて130kPaのオーダの静圧を加え,この粒状媒質をジャミング転移状態に近いものとした。この媒質に対して低周波数(LF)音波により穏やかな状態の乱れを生じさせビーズ詰め込みの程度を変化させてビーズ間の接触数を変更し,それと同時に超音波(US)パルスを用いて,この媒質の動的状態変化を検出した。その結果LF圧力が増加すると,US伝播速度と減衰率のいずれも増加することがわかった。US伝播速度の圧力依存性に関連する2次非線形弾性パラメータβを測定した結果,実効媒質が水を飽和充填したガラスビーズであるとして60-530の範囲内であることがわかった。この結果に基づいてガラスビーズによるUS散乱の動的変化がUS減衰を変化させることを提唱した。観測された複雑な履歴現象や引張応力と圧縮応力間の非対称性などについても時間領域および周波数領域にて解析した。さらにLF波振幅が準静的および動的に変動する場合の音響的非線形性を測定し,定性的には異なるが定量的に類似の音響的非線形性であることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *音弾性 ,  *ガラスビーズ ,  *相転移 ,  粒状材 ,  LF【周波数】 ,  超音波パルス ,  引張応力 ,  圧縮応力 ,  非線形性 ,  *水中音響
準シソーラス用語： *音響弾性 ,  *ジャミング転移 ,  弾性パラメータ

分類 (1件)： 水中音響応用  (BB03090U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 水 ,  飽和 ,  装填 ,  ガラスビーズ ,  音響弾性 ,  試験