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J-GLOBAL ID:201102218054492583   整理番号:11A0888971

食事曝露下のスズキ(Lateobrax gaponicus)とマダイ(Pagrus major)のトリブチルスズとその代謝産物蓄積における種間差

Interspecies Differences in the Accumulation of Tributyltin and Its Metabolites Under Dietary Exposure in Sea Perch, Lateolabrax japonicus, and Red Sea Bream, Pagrus major
著者 (4件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 29-36  発行年: 2011年02月 
JST資料番号: E0287C  ISSN: 1520-4081  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,スズキ(Lateobrax gaponicus)とマダイ(Pagrus major)の有機スズ食事取込の明確化を目的に,両魚のTBT(トリブチルスズ)とその代謝産物の蓄積率を比較した。両種のTBTは,低濃度群(名目濃度200ng/g)では1週間までに定常状態に達するが,高濃度群(名目濃度3000ng/g)では曝露終了まで増え続けた。TBT濃度は,低濃度群では両種で同様だが,高濃度群では1~2週間のTBT蓄積率は,スズキ(2.4倍)がマダイ(1.7倍)よりかなり高い。更に,高濃度群では1と2週間のTBT濃度は各,1.3と1.9倍で,スズキがマダイより高い一方,マダイのDBT(ジブチルスズクロリド)残留物は,低濃度群ではスズキが約1.4倍高いが,高濃度群では同様で,マダイはスズキよりTBTからDBTへ速く代謝することを示唆した。また,魚は,食物連鎖によりTBTを吸収するのが明らかになったので,現在,海水のTBT濃度は下がり既に著しく低いレベルだが,魚のTBT取込は実環境で考慮すべきである。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海洋汚濁  ,  重金属とその化合物一般  ,  動物に対する影響 

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