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J-GLOBAL ID:201102218109106599   整理番号:11A0098929

圧入組立型分割鉄心による圧縮機モータ

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巻: 84  号: 12  ページ: 705-708  発行年: 2010年12月25日 
JST資料番号: F0198A  ISSN: 0369-2302  CODEN: MTDNAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,世界規模での環境規制が拡大される中,産業用,家電用,車載用などの多くの機器に搭載されるモータに対して,さらなる高効率化が要求されている。空調機器の分野では,各国の省エネルギー規制が強化されて目標値のレベルアップが求められており,エアコンの圧縮機やファンモータに高効率のブラシレスDC(Direct Current)モータを搭載するケースがますます増えている。三菱電機でも,家庭用ルームエアコン向けにポキポキモータと呼ぶ分割鉄心を採用したブラシレスDCモータを開発し,製品化している。今回の開発は,業務用やビル用のパッケージエアコンに搭載される中大型の圧縮機モータを高効率化することを目的とする。年間の生産台数は家庭用に比べて少なく,かつ多品種の製品であるため,生産規模に応じて設備投資や工数を十分に最適化し,コスト競争力を強化する必要がある。対象となる圧縮機モータの固定子には分布巻き方式が採用されてきた。そこで,巻線密度を高めて高効率化できる集中巻き方式のブラシレスDCモータの適用を目指し,“カチッとコア”と呼ぶ新しい圧入組立型の分割鉄心を提案した。この分割鉄心は,磁極単位の鉄心から簡単に中大型モータの固定子が組み立てられるため,鉄心金型やプレス装置などの設備投資を抑え,組立工数を低減することができる。提案した鉄心構造を用いてモータを設計するとともに,整列巻きによる高密度巻線を実現する巻線機などを開発して,量産工法を確立した。新規に開発したブラシレスDCモータは,従来の分布巻き方式のモータに比べて,総合効率を1~4%向上し,質量比で約20%の小型化を実現した。当社の業務用パッケージエアコン“HNB,ENBシリーズ”の圧縮機に採用され,順次適用機種を拡大中である。(著者抄録)
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分類 (2件):
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電動機  ,  空気調和装置一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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