文献
J-GLOBAL ID:201102218414628317   整理番号:11A0179890

イオン液体のStokesシフト動力学:温度依存性

Stokes Shift Dynamics in Ionic Liquids: Temperature Dependence
著者 (2件):
資料名:
巻: 114  号: 50  ページ: 16811-16823  発行年: 2010年12月23日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最近開発の分子理論を用いイオン液体(IL)の動的蛍光Stokesシフトの温度依存性を調べた。ILは1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムのPF6,BF4及びジシアナミド(DCA)塩,1-エチル-3-メチルイミダゾリウムのBF4及びDCA塩,1-ヘキシル-3-メチルイミダゾリウムのBF4及びNTf2塩である。温度範囲278.15~338.15Kで周波数範囲0.1≦ν/GHz≦89の実測誘電緩和データを得た。この分子理論はIL中蛍光スペクトル動力学と誘電緩和間の関係を調べ,示した。計算した全動的Stokesシフトにおける温度依存変化の傾斜はILの静的誘電定数の実測温度依存性の傾斜と逆線形相関に従うことを予測した。これは幾つかの異なるILに対する温度による極性パラメータの実測した減少を説明している。溶解した励起双極子溶質の安定化エネルギーの顕著な部分はILの双極子イオン(主にイミダゾリウムカチオン)の再配向動力学から生じることを見いだした。シフトに対する分離溶媒-溶媒双極子-イオン相互作用寄与は双極子-双極子相互作用成分よりも大きな温度依存性を示す。計算は双極子イオンの迅速角度調整から生じる高速初期成分を有するILすべてに対して二峰性Stokesシフト動力学を予測した。緩速伸張成分は系統的温度依存性を示し,イオンの重心運動を通した環境再配列に連携している。引き続き,計算溶媒和活性化エネルギーがこれらのILに対する対応電気伝導度と粘度測定に観測される活性化エネルギーに密接に関係していることを見いだした。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
融解塩 
物質索引 (5件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る