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J-GLOBAL ID：201102218419802749   整理番号：11A0097477

韓国の農地におけるチョウセンサンショウウオ,Hynobius leechiiの初期胚の数の変動と自然発生的奇形

Numerical Variations and Spontaneous Malformations in the Early Embryos of the Korean Salamander, Hynobius leechii, in the Farmlands of Korea

著者 (5件)： PARK Yong-Uk (Changwon National Univ., Gyeongnam, KOR) ,  YOON Chun-Sik (Changwon National Univ., Gyeongnam, KOR) ,  KIM Jong-Hyang (Public Health & Environmental Res. Inst. at Gyeongnam, Gyeongnam, KOR) ,  PARK Joo-Hung (Changwon National Univ., Gyeongnam, KOR) ,  CHEONG Seon-Woo (Changwon National Univ., Gyeongnam, KOR)
資料名： Environmental Toxicology  (Environmental Toxicology)
巻： 25  号： 6  ページ： 533-544  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： E0287C  ISSN： 1520-4081  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,韓国に広く見られるチョウセンサンショウウオの胚嚢をGyeongsandnam道の9地域の農地から採取し,胚嚢の胚の数,胚の死亡率と異常率を調査した。収集胚嚢と胚の数は,それぞれ,79,195と1933であった。著者たちは,サンショウウオが棲息する土壌中の多種残留物をGC/MSにより調べた。個々の胚嚢の長さとその胚の数には地域差があった。収集した胚の13.71%が死ぬか発育停止で,孵化した胚の3.54%が異常発育であった。後者では外エラの形成異常が最も多く,尾の奇形・腹部の水泡・ヒレの異常もしばしば見られた。組織病理学的調査は,神経管の異常・無頭蓋・湾曲した脊索・甲状腺の異常等が多く見られた。土壌中の残留殺虫剤の分析により,カルボフラン・エンドスルファン・エンドスルファン-βを,高い死亡率と奇形率の地域で検出した。これらの結果は,種々な農薬と他の未知の要因がサンショウウオの胚の奇形を発生させていることを示す。

シソーラス用語： *農薬汚染 ,  環境影響 ,  *サンショウウオ科 ,  胚 ,  *奇形 ,  土壌汚染 ,  大韓民国 ,  農地 ,  フェノール類 ,  カルバミド酸エステル ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  脂環式化合物 ,  有機塩素化合物 ,  亜硫酸エステル ,  オレフィン化合物 ,  架橋化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  動物影響
準シソーラス用語： 動物被害 ,  *Hynobius leechii

分類 (2件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  農薬  (SB05030L)

物質索引 (2件)： カルボフラン ,  エンドスルファン

タイトルに関連する用語 (6件)： 韓国 ,  農地 ,  初期胚 ,  数 ,  自然発生 ,  奇形