文献
J-GLOBAL ID:201102218430953333   整理番号:11A0288761

変動するヘム結合はCaenorhabditis elegansの二成分オキシダーゼ1(DUOX1)のペルオキシダーゼドメインの変異に関連する水疱形成表現型の原因である

Perturbed Heme Binding Is Responsible for the Blistering Phenotype Associated with Mutations in the Caenorhabditis elegans Dual Oxidase 1 (DUOX1) Peroxidase Domain
著者 (3件):
資料名:
巻: 285  号: 52  ページ: 40991-41000  発行年: 2010年12月24日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Caenorhabditis elegansのDUOX1(CeDUOX1)は先天性免疫で重要であり,またチロシンの架橋を形成することで表皮を安定化している。CeDUOX1の分離したN末端のペルオキシダーゼドメインCeDUOX11-589の変異体を作製し,ヘムと共有結合する残基について調べた。その結果,Glu238はヘムと共有結合することが確認された。また,C.elegansの表皮が水泡になる表現型を生じさせるG246DとD392Nの両変異ともヘム結合に影響していた。G246D変異体は野生型に比べて結合しているヘムの総量は少なかったが,共有結合している割合は高かった。一方,D392N変異体は正常に折畳まれていたが,ヘムには結合しなかった。CeDUOX11-589ホモロジーモデルの分子動力学シミュレーションから,近位のヒスチジン残基の置換も同様であることが示唆された。両酵素とも構造的には安定で,ヘムとの相互作用の変化により部分的または完全にチロシンの交差結合活性が消失していた。そのために,水疱表現型になった。活性酸素産生に影響することなく表皮欠損を起こす点変異機構を議論した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  皮膚の基礎医学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る