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J-GLOBAL ID：201102218571845674   整理番号：11A1032860

Rashba効果によって制御された速い電流誘起磁壁運動

Fast current-induced domain-wall motion controlled by the Rashba effect

著者 (16件)： MIRON Ioan Mihai (UJF, Grenoble, FRA) ,  MIRON Ioan Mihai (CSIC, Barcelona, ESP) ,  MOORE Thomas (UJF, Grenoble, FRA) ,  MOORE Thomas (Inst. Neel, Grenoble, FRA) ,  SZAMBOLICS Helga (UJF, Grenoble, FRA) ,  BUDA-PREJBEANU Liliana Daniela (UJF, Grenoble, FRA) ,  AUFFRET Stephane (UJF, Grenoble, FRA) ,  RODMACQ Bernard (UJF, Grenoble, FRA) ,  PIZZINI Stefania (UJF, Grenoble, FRA) ,  PIZZINI Stefania (Inst. Neel, Grenoble, FRA) ,  VOGEL Jan (UJF, Grenoble, FRA) ,  VOGEL Jan (Inst. Neel, Grenoble, FRA) ,  BONFIM Marlio (Universidade Federal do Parana, Parana, BRA) ,  SCHUHL Alain (UJF, Grenoble, FRA) ,  SCHUHL Alain (Inst. Neel, Grenoble, FRA) ,  GAUDIN Gilles (UJF, Grenoble, FRA)
資料名： Nature Materials  (Nature Materials)
巻： 10  号： 6  ページ： 419-423  発行年： 2011年06月 
JST資料番号： W1364A  ISSN： 1476-1122  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スピン分極電流による磁壁の移動は,新たなメモリーあるいは演算子としての応用が注目されている。パーマロイに関する研究では,移動速度は速いが,熱安定化位置からのデピンニングが困難で可逆的ではない問題がある。本研究ではマグネトロンスパッタで作製した多層膜を,電子ビームリソグラフィーとArイオンエッチングにより,幅500nmで長さ10μmのPt/Co/Al_xナノワイヤーを作製した。電流誘起の磁壁移動の電流パルス幅依存性をカー顕微鏡観察により評価した。その結果,スピン輸送とスピン軌道トルクがデピンニングの問題を解決できることを明らかにした。Rashba効果によりドメイン壁構造が安定化され,これまでの値を大きく上回る400ms^-1が得られた。

シソーラス用語： *スピントロニクス ,  *磁気記録材料 ,  *ナノワイヤ ,  白金 ,  コバルト ,  アルミニウム ,  多層構造 ,  蒸着膜 ,  磁壁 ,  励磁電流 ,  効果 ,  速度
準シソーラス用語： Rashba効果 ,  応答速度

分類 (3件)： 固体デバイス材料  (NC03020K) ,  磁区・磁化過程一般  (BM06111M) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

タイトルに関連する用語 (3件)： Rashba効果 ,  電流誘起 ,  磁壁運動