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J-GLOBAL ID：201102218621046930   整理番号：11A0966733

Liquid:IPD成形に基づく検出耐性のある隠れタイミングチャネル

Liquid: A detection-resistant covert timing channel based on IPD shaping

著者 (3件)： WALLS Robert J. (Dep. of Computer Sci., Univ. of Massachusetts at Amherst, Amherst, MA 01003, USA) ,  KOTHARI Kush (Dep. of Computer Sci. and Engineering, The Univ. of Texas at Arlington, Arlington, TX 76019, USA) ,  WRIGHT Matthew (Dep. of Computer Sci. and Engineering, The Univ. of Texas at Arlington, Arlington, TX 76019, USA)
資料名： Computer Networks  (Computer Networks)
巻： 55  号： 6  ページ： 1217-1228  発行年： 2011年04月25日 
JST資料番号： A0360B  ISSN： 1389-1286  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 隠れタイミングチャネル(CTC)は高から低セキュリティレベルの実体から情報を秘密に漏洩する方法を与え,CTCの検出/排除の難しさはスループットよりステスルを重視する敵対者にとって好ましい選択肢である。ネットワーク境界付近で情報を送信する同チャネル可能性を考えるとその脅威はなおさら深刻になる。CTCを検出する有望技術としてエントロピー試験に注目した。本方式は異常を形態や規則性で検出するエントロピーと条件付エントロピーの組合せで既知のCTCを確実に検出でき,現在と将来の両チャネルに対してエントロピーに基づく検出をロバストにする。本文は,エントロピーに基づく検出を,検出基準を知的適応的に操るチャネルにより無効化できること示し,エントロピー試験で検出した形状歪を除去するため感染ストリーム中のパケット遅延間の1部を利用する新受動隠れチャネルを提案した。受動チャネルのため既報活性チャネルのような規則性ベース検出にならない。提案技法のチャネルエントロピーへの影響を分析するモデルを導入し,本モデルの精度を実験的に調べ,ネットワークの実験とシミュレーションで本モデルを検証し,提案チャネルは妥当なスループットを維持する一方,エントロピーに基づく検出と他の既知試験とを回避することを実証した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *計算機網 ,  検出 ,  *セキュリティ ,  通信チャネル ,  漏れ ,  エントロピー ,  スループット
準シソーラス用語： 隠れタイミングチャネル ,  隠れチャネル ,  情報漏洩 ,  侵入検出

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  データ保護  (JD01020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： IPD ,  耐性 ,  チャネル