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J-GLOBAL ID：201102218635953824   整理番号：11A1777274

自動車を取巻く資源・エネルギー問題 バイオブタノールの膜分離精製技術

Membrane Separation Technology for Biobutanol Purification

著者 (3件)： 榊啓二 (産業技術総合研 環境化学技術研究部門) ,  根岸秀之 (産業技術総合研 環境化学技術研究部門) ,  池上徹 (産業技術総合研 環境化学技術研究部門)
資料名： 自動車技術  (Journal of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 65  号： 11  ページ： 56-61  発行年： 2011年11月01日 
JST資料番号： F0387A  ISSN： 0385-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 再生可能な液体燃料として注目され始めているバイオブタノールの膜分離精製技術について紹介する。エタノールに比べてブタノールは発熱量が高く,水分との親和性も小さいことから自動車燃料としての適性にすぐれる。オクタン価はエタノールより低いがガソリンに近い。エタノールの場合と異なり,ブタノール混合燃料のエンジンへの影響や規格化は今後の課題である。ブタノールの工業生産はエタノールより早く,ゴムの原料や溶剤に使用されていた。ブタノールの分離法について解説した。浸透気化膜分離法の代表的な無機膜であるゼオライト膜について説明した。低濃度ブタノールを高度に濃縮する膜を開発し,その省エネ効果が大きいことを示した。

シソーラス用語： *脂肪族アルコール ,  自動車燃料 ,  *膜分離 ,  無機分離膜 ,  濃縮 ,  薄膜 ,  省エネルギー
準シソーラス用語： ゼオライト膜 ,  *バイオブタノール

分類 (1件)： 液体燃料工業  (YE03000F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 自動車 ,  資源 ,  エネルギー問題 ,  バイオブタノール ,  膜分離 ,  精製