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J-GLOBAL ID:201102218725236978   整理番号:11A1029529

デジタル写真によるトーリック眼内レンズの位置ずれの検出

Detection of Toric intraocular lens misalignment by digital photograph
著者 (4件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 163-166  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2044A  ISSN: 1003-0808  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【背景】トーリック眼内レンズ(Toric IOL)は角膜乱視の矯正に広く受け入れられている方法である。軸の位置ずれ(Toric IOLの手術および回転中の眼内レンズの整列の誤差など)はトーリック眼内レンズの位置合わせにとって大きな障害である。したがって,軸の位置ずれの角度がToric IOL埋植の有効性を評価するための主な指標となる。【目的】術後デジタル写真を用いてToric IOLの位置ずれ正確に検出する方法を説明する。【方法】Adobe社のPhotoshopソフトウェアを用いて測定テンプレート(極座標)を作成した。Toric軸を検出するための最小角度は1°とした(最大誤差0.5°)。Toric IOL埋植術を受けた24眼の臨床データを遡及的に分析した。シャインプルーフカメラ(Pentacam)またはスリットスキャン(Orbscan)を回転させることによって角膜乱視を検出した。散瞳後にretro illuminationによるデジタル写真を撮影した。われわれが作成したテンプレートによって写真を分析した。次に,最も急峻な角膜軸およびToric IOLの軸を決定した。最も急峻な角膜軸とToric IOLの軸との間の角度としてToric IOLの位置ずれを決定した。Toric IOLの位置ずれとその分布を統計解析した。【結果】極座標とデジタル写真を用いてToric IOLの位置ずれを正確に検出する方法を見出した。24眼の平均的Toric IOLの位置ずれは10.93±6.90°(0~24°)であった。全症例の軸の位置ずれは25°以内であった。(時計回りが14眼(58.33%)反時計回りが10眼(41.67%)。本試験では,4眼の位置ずれ角度は5°以内であり,11眼が5~10°,1眼が10~15°,6眼が15~20°,2眼が20~25°であった。【結論】Toric IOLの位置ずれを補正するために本方法を病院で実施可能である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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眼の基礎医学 
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