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J-GLOBAL ID：201102218774755204   整理番号：11A0146728

SH波斜角探傷法を用いた小口径配管の外面腐食検出に関する研究

Study on a Detection Method of Corrosions on External Surface of Small Nominal Diameter Pipes by Angle Beam Technique using Horizontally Polarized Shear Wave

著者 (4件)： 菊池務 (出光興産(株)) ,  横野泰和 (ポニー工業(株)) ,  新田薫 (非破壊検査(株)) ,  四辻美年 (出光エンジニアリング(株))
資料名： 圧力技術  (Journal of High Pressure Institute of Japan)
巻： 48  号： 6  ページ： 326-333 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： S0913A  ISSN： 0387-0154  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： SH斜角波を用いて,腐食減肉を模擬した人工きずを入れた配管呼び径3インチ以下の小口径配管の試験片を作製し,本探傷法によりこの人工きずを探傷し,測定精度を検討した。さらに配管の腐食検出も行ない,測定結果と実際の状態との比較を行い,本法の有効性を検討した。検討の結果,得られた知見は次のとおり。1)SH斜角波探傷方法は小口径配管の円周方向の腐食による減肉を検出できることを示した,2)人工きずの深さと振幅との相関は見出せないが,人口きずまでの距離の検出精度について検討した結果,探触子から4mの距離で断面欠損率5%の減肉を検出できること,など。

シソーラス用語： *配管 ,  小口径 ,  *SH波 ,  傾斜角 ,  *超音波探傷 ,  欠陥検査 ,  *腐食 ,  探触子 ,  測定精度 ,  音波伝搬

分類 (3件)： 配管材料,弁  (QD05020E) ,  腐食  (WB03030B) ,  非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (16件)：

• 表面SH波探傷に関する実験的検討. 非破壊検査. 1998, 47, 6, 403-410
• SHEARD, M. Field experience of using Long-range ultrasonic testing. Insight. 2001, 43, 2, 73-83
• LIU, L. Incident angle selection for the guided wave inspection of pipe defects. Insight. 2001, 43, 2, 89-92
• 池ケ谷靖. SH波用探触子とその応用. 非破壊検査. 2003, 52, 1, 3-8
• 永溝久志. 円筒ガイド波による鋼管の減肉検査について. 日本機械学会 評価・診断に関するシンポジウム講演会講演論文集, 2002. 2002, 52-55

タイトルに関連する用語 (5件)： SH波 ,  小口径 ,  配管 ,  外面腐食 ,  研究