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J-GLOBAL ID:201102218786337874   整理番号:11A0932395

多発性硬化症における接触熱誘発電位の利用

Application of contact heat evoked potentials in multiple sclerosis
著者 (2件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 20-25  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2314A  ISSN: 1006-7876  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】接触熱誘発電位刺激因子により侵害受容線維を刺激することによって脳電位を誘発する方法を確立し,多発性硬化症患者の侵害受容システムの状態を評価して,多発性硬化症(MS)における電位の価値を評価すること。【方法】36人の確かなMS患者と40人の性,身長および年齢を合わせた健常人が,円形の温度計を経由して伝達される接触熱刺激を受け,70°C/sおよび「rapid rising time」で,選択的に侵害受容器を興奮させ,痛みと接触熱電位(CHEP)を誘発させた。熱刺激が体の3か所に2種の強度(47°Cと51°C)で送られた:前腕の底側表面,うちくるぶしに5cm近位の脚の皮膚および腰部。CHEPをCzから記録した。刺激強度と疼痛評価間の相関を観察し,誘発電位の主成分を記録した。次に,体性感覚誘発電位(SEP)を36人のMS患者について検査した。【結果】CHEPは,すべての対照被験者において,確実に安定して誘発された。対照的に,4人の患者については上肢の刺激に対して,数症例(n=5)については下肢の刺激に対して記録可能なCHEPがなかった。Aδ線維の伝導速度は(18.1±7.3)m/sであった。21人のMS症例は上肢に,29症例は下肢に感覚減退があった。痛み知覚のための視覚アナログスケール(VAS)は,対照被験者(上肢:8.0±0.7;下肢:7.9±0.7)のほうが,感覚減退を併発するMS患者(上肢:6.1±0.9;下肢:5.6±1.3)よりも高かった(Z=-3.249および-5.272,両方ともP<0.01)。Aδ線維によって媒介されるCHEPに関して,対照群と比較して,感覚減退(上肢17例,下肢24例)を併発しているMS患者群は,N-P振幅が著しく減少し(上肢:(30.5±12.8)μV;下肢:(28.2±16.2)μV,t=-4.612および-3.144,両方ともP<0.01),N-波潜時を遷延した(上肢:(387.3±34.2)ms;下肢:(489.9±70.2)ms,t=4.790および4.798,両方ともP<0.01)。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患の診断  ,  神経系の診断 
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