抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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50kWのSRM(スイッチトリラクタンスモータ)試作機の解析値と負荷試験結果との比較について考察し,新試作機の設計について報告した。HEV(ハイブリッド自動車)にはレアアースを含む希土類磁石を用いたIPMSM(埋込み磁石同期モータ)が広く使用されているが,NEDOを中心にレアアースレスモータの研究がおこなわれている。そのひとつが磁石を使用しないSRMであるが,一般的にSRMはIPMSMと比べてトルクや効率で不利とされている。筆者らはHEV用IPMSMと同等の寸法で同等出力の50kWのSRMを研究してきた。本論文では,第1次試作機の実負荷試験の結果を,パーミアンス法と三次元FEM(有限要素法)による解析結果と比較し,その差について考察した。また,この考察結果に基づいて設計した第2次試作機について説明した。