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J-GLOBAL ID:201102218945573410   整理番号:11A0105374

グルタレドキシン1はTRAF6の活性化とIL-1受容体/TLR4シグナリングを調節する

Glutaredoxin-1 regulates TRAF6 activation and the IL-1 receptor/TLR4 signalling
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巻: 403  号: 3-4  ページ: 335-339  発行年: 2010年12月17日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グルタレドキシン1(GRX-1)は抗酸化防御系に高度に寄与する細胞質の酵素である。それは脱グルタチオン化と呼ばれる過程である,グルタチオン-タンパク質混合ジスルフィドの可逆的な還元を触媒する。ここで我々は,HEK293およびHeLa細胞におけるRNA干渉(RNAi)により,インターロイキン1/Toll様受容体4(IL-1R/TLR4)により引き金を引かれるこの経路におけるGRX-1の役割を調べた。TNF受容体関連因子6(TRAF6)はインターロイキン1/Toll様受容体(IL-1R/TLR)ファミリーのメンバーによるシグナル伝達に関与する中間シグナル分子である。TRAF6は,アミノ末端のreally interesting new gene(RING)フィンガーモチーフの完全性に依存するE3ユビキチンリガーゼ活性を持つ。受容体活性化に際し,TRAF6はタンパク質間相互作用とシグナル伝播を仲介するK63結合自己ポリユビキチン化を起こす。我々のデータは,IL-1RとTLR4が仲介するNF-κBの誘導が,GRX-1ノックダウン細胞でひどく減少することを示した。我々はTRAF6のRINGフィンガーモチーフは正常条件下でS-グルタチオン化していることを見いだした。さらに,IL-1刺激に際し,TRAF6はGRX-1により触媒される脱グルタチオンを起こす。TRAF6の脱グルタチオン化は,自己ポリユビキチン化と引き続く活性化に必須である。併せて,我々の発見は,他のシグナル分子がS-グルタチオン化により影響を受けることを明らかにし,IL-1R/TLRによるTRAF6依存性の活性化におけるGRX-1の非常に重要な役割を明らかにする。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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