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J-GLOBAL ID:201102219239038605   整理番号:11A0942360

オオムギの12個のクローンライブラリー由来の24,783個の完全長cDNAの網羅的な配列解析

Comprehensive Sequence Analysis of 24,783 Barley Full-Length cDNAs Derived from 12 Clone Libraries
著者 (15件):
資料名:
巻: 156  号:ページ: 20-28  発行年: 2011年05月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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オオムギは世界で4番目に高い生産量を誇る穀物である。オオムギのESTデータベース上には,ゲノムに含まれる遺伝子の約75%にあたるESTが蓄積していると言われているが,複数の品種から得られたESTであるために誤りが多く,重複が除かれていないために遺伝子数が多く見積もられていると考えられる。本研究で,二条オオムギの栽培品種(Hordeum vulgare ’Haruna Nijo’)の172,000クローンを含む完全長cDNAライブラリーを作製した。この完全長cDNAライブラリーは通常の条件およびストレス条件下で育てたオオムギから作製された。両端から配列を読み,配列をクラスター化した結果,24,783個の完全配列が得られた。重複を除いた結果,22,651個の配列が得られ,そのうち17,773個が新規なものであり,1,699個がオオムギに特異的であった。イネ(Oryza sativa)の形質遺伝子881個のうち721個に対して,50%以上の相同性を持つ遺伝子が見つかった。これらの完全長cDNA配列により,オオムギの遺伝子の生物学的機能の理解が進むことが期待されるとともに,将来のゲノム配列を註釈する際に強力な道具となると考えられる。
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  遺伝子の構造と化学 
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