文献
J-GLOBAL ID:201102219319846850   整理番号:11A0101521

種々の年齢のネズミチフス菌(Salmonella Typhimurium)生物膜の殺菌剤に対する相対的感受性

Comparative susceptibility of Salmonella Typhimurium biofilms of different ages to disinfectants
著者 (6件):
資料名:
巻: 26  号: 7/8  ページ: 859-864  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: T0718A  ISSN: 0892-7014  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
生物膜は日齢が増すほど抗菌薬への抵抗性が増すという全体的な合意がある。本研究では,3-,5-,7-日令のネズミチフス菌生物膜の殺菌薬に対する感受性を評価した。7-日令の生物膜が3-日や5-日令の生物膜より抵抗性が高いだろうと仮定した。生物膜はMVEC(TM)システムを用いて形成し,6種の殺菌薬で1分間あるいは5分間処理した。4殺菌薬は利用可能な最高濃度で,5分間の曝露後全ての日令の生物膜の生菌を100%除去し,70%v/vのエタノールは最も効果が少なく,グルコン酸クロルヘキシジン(CG)がそれに次いで効果がなかった。推奨濃度では次亜塩素酸ソーダのみが全日令の生物膜から生菌を100%除去した。塩化ベンザルコニウムとCGが生物膜に最も効果がなく,次いで,四級アンモニウム化合物が効果がなく,5日令の生物膜の生菌のみを100%除去した。概して,本研究の結果は3-及び5-日令の生物膜に比べて7-日令の生物膜の殺菌薬抵抗性の増大を示さなかった。したがって,生物膜の日令は殺菌薬に対する抵抗性に寄与しないと結論できる。むしろ,殺菌薬の濃度と接触時間が滅菌に重要な役割を果たすことが示された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
工場衛生・衛生工学一般 

前のページに戻る