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J-GLOBAL ID：201102219322120356   整理番号：11A0171029

アリル構造の角を持つ金属大環状化合物の反共生自己集合と動的挙動

Antisymbiotic Self-Assembly and Dynamic Behavior of Metallamacrocycles with Allylic Corners

著者 (7件)： ANGURELL Inmaculada (Univ. Barcelona, Barcelona, ESP) ,  FERRER Montserrat (Univ. Barcelona, Barcelona, ESP) ,  GUTIERREZ Albert (Univ. Barcelona, Barcelona, ESP) ,  MARTINEZ Manuel (Univ. Barcelona, Barcelona, ESP) ,  RODRIGUEZ Laura (Univ. Barcelona, Barcelona, ESP) ,  ROSSELL Oriol (Univ. Barcelona, Barcelona, ESP) ,  ENGESER Marianne (Univ. Bonn, DEU)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 16  号： 47  ページ： 13960-13964  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： [Pd(η³-2-Me-C₃H₄)(cod)](CF₃SO₃),[Pd(H₂O)₂(dppp)](CF₃SO₃)₂(dppp=ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン)および4-PPh₂py(py=ピリジン)を室温,ジクロロメタン中で自己集合させることにより,金属大環状化合物を得た。生成物について,COSY ¹H-¹H,HSQC ¹H-¹³C,陽子磁気共鳴,リン31NMR,ESI-FT-ICR質量分析法によりキャラクタライズし,単結晶X線回折法により結晶構造を得た。合成された金属大環状化合物は立体化学的に剛体ではなく,相互移動が可能であることがわかった。アリル基を角に導入することにより,触媒活性を向上も期待できる。このように電子的特性に基づいて構築ブロックを選択することにより,いくつかの異性体の可能性の中から一種の自己集合を誘起できることがわかった。

シソーラス用語： *自己集合 ,  COSY ,  陽子磁気共鳴 ,  炭素13NMR ,  X線回折 ,  *結晶構造 ,  *パラジウム錯体 ,  *大環状錯体 ,  *白金錯体 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  FT-ICR質量分析 ,  磁化 ,  アルカン
準シソーラス用語： HSQC

分類 (2件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X)

物質索引 (4件)： 1,3-プロパンジイルビス(ジフェニルホスフィン) ,  2-メチルプロパン ,  3-(ジフェニルホスフィノ)ピリジン ,  cod

タイトルに関連する用語 (6件)： アリル ,  角 ,  大環状化合物 ,  共生 ,  自己集合 ,  動的挙動