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J-GLOBAL ID:201102219413223255   整理番号:11A1835979

土壌における重金属の塩分増加による可動度

Salinity increases mobility of heavy metals in soils
著者 (6件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 1318-1324  発行年: 2011年11月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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CaCl2,MgCl2,NaCl,およびNa2SO4による塩分のCu,Cd,Pb,およびZnへの影響を研究した。塩分によるイオン強度増加は他の金属よりもCdの放出を高めた。CaCl2およびNaClの場合は,CdおよびPbが最大の可動化を示した。MgCl2の場合は,CdおよびCuを最も可動化した。最後にNa2SO4の増加もCdおよびCuを最も可動化した。全重金属含有量が大きいと,塩分化によるPbおよびCuの放出比率が低下して,これら金属が土壌成分に強く結合していることを示した。土壌中の炭酸塩が増すと,使用した塩全てでPbの放出が大きくなり,MgCl2およびNaClを使用したときはZnの放出を大きくした。これは,PbおよびZnが炭酸塩結晶表面に吸着していることを示した。微粒子の増加は,全ての塩でCd放出の比率を低下させて,Cdが微粒子画分に強く保持されていることを示した。PbおよびCd可動度を調整している主な機構は収着部位のCa2+との競合で,次いで金属のクロロ錯体生成,Cd/Pb硫酸塩の関連,およびMg2+との競合であった。Cu可動度の主要な機構はCu硫酸塩の形成で,次いで陽イオン(Mg>Ca)および塩化物との競合であった。Znでは,Ca2+との収着部位での競合がその可動度に最も重要なプロセスで,次いでZn硫酸塩関連と塩化物および同じ作用のMgとの競合であった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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重金属とその化合物一般  ,  土壌汚染  ,  土壌化学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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