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J-GLOBAL ID：201102219416973832   整理番号：11A1680193

化粧品の嗜好性分析 化粧品の技術情報データベースの構築と無意識に最適商品を手にするアンビエント技術

著者 (5件)： 鈴木高広 (近畿大 生物理工) ,  鈴木高広 (東京理大 総合研究機構) ,  吉田たかよし (本郷赤門前クリニック) ,  吉田たかよし (東京理大 総合研究機構) ,  梅田智広 (東京理大 総合研究機構)
資料名： 隔月刊Cosmetic Stage  (Cosmetic Stage)
巻： 5  号： 8  ページ： 19-30  発行年： 2011年08月25日 
JST資料番号： L6226A  ISSN： 1881-4905  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 化粧品の嗜好性を左右する三つの大きな要因として,「自己の感性」,「商品の物性特性」,「情報化社会のトレンドの動向」がある。これらの要因を論考し,これからの時代に求められる化粧品の研究開発を支援するために情報技術を用いた手法を述べた。先ず,販売実績データを用いた市場のトレンド分析をした。次に,書き込みサイトのうわさ情報による解析,機器評価による化粧品の物性解析をし,情報化時代の化粧品のネット販売手法についても述べた。化粧は,社会において自己の存在価値を高めるための行為であり,社会とのコミュニケーションの手段であり,個人の商品選択の意志を決める主要因は「トレンド」,「ブランド」,「プライド」の三つである。また,最近は化粧品の場合,「時間と空間に依存して変化する自己の場面に最適の化粧品について安心感を与える感性情報を無意識に提供する感性情報環境システム」と考えられるアンビエント情報技術の考え方がトレンドとなっている。このようなアンビエントビジネスの技術要点は顧客の嗜好性の分析と診断,安心感を増す知識と技術情報の提供システムである。このようなシステム運用の環境として遅れているのが,化粧品に関する技術情報データベースである。技術情報データベースとしてインターネットで一般公開することで,今まで「うわさ」に頼るしかなかったユーザやメーカの不安感の解消をアンビエント的に届ける情報での解決を目指している。

シソーラス用語： *化粧品 ,  *嗜好性 ,  *科学技術情報 ,  *データベース ,  *最適化 ,  *状態 ,  *物理的性質 ,  化学的性質 ,  *研究開発 ,  情報化社会 ,  ネットワーク法 ,  販売 ,  *インターネット ,  技術開発
準シソーラス用語： *トレンド ,  *物性

分類 (4件)： 化粧品  (YG03030S) ,  データベースシステム  (JD03030U) ,  ドキュメンテーション  (CA01030Q) ,  ドキュメンテーション  (YA01030M)

引用文献 (15件)：

• 1)鈴木高広,強度と感触のバランスを考慮したパウダーファンデーションの処方設計,Cosmetic Stage,4(4),24上28(2010)
• 2)鈴木高広,化粧品の材料設計一基礎から応用まで-2,原料技術と製品職人,化学装置,53(8),68-72(2011)
• 3)鈴木高広,化粧品分野における粉砕技術,化学装置,51(5), 33-42 (2009)
• 4)鈴木高広,粉体化粧品の使用感のin vitro 試験法と製品開発, Cosmetic Stage, 3 (1), 1-6 (2008)
• 5)鈴木高広,化粧品開発における粉体技術ノウハウ,Cosmetic Stage, 2 (4), 55-62 (2008)

タイトルに関連する用語 (7件)： 化粧品 ,  嗜好性 ,  分析 ,  情報データベース ,  構築 ,  商品 ,  手