文献

J-GLOBAL ID：201102219422936027   整理番号：11A0165595

生体適合性pH感受性PVA/PAAヒドロゲルの調製,特性評価及び制御放出研究

Preparation, Characterization and Controlled Release Investigation of Biocompatible pH-Sensitive PVA/PAA Hydrogels

著者 (5件)： MANAVI-TEHRANI Iman (Amirkabir Univ. Technol., Tehran, IRN) ,  RABIEE Mohammad (Amirkabir Univ. Technol., Tehran, IRN) ,  PARVIZ Maryam (Amirkabir Univ. Technol., Tehran, IRN) ,  TAHRIRI Mohammad Reza (Amirkabir Univ. Technol., Tehran, IRN) ,  FAHIMI Zahra (Amirkabir Univ. Technol., Tehran, IRN)
資料名： Macromolecular Symposia  (Macromolecular Symposia)
巻： 296  ページ： 457-465  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0318C  ISSN： 1022-1360  CODEN： MSYMEC  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリビニルアルコール(PVA)/ポリアクリル酸(PAA)ヒドロゲルについて検討した。分子量72000のPVA水溶液及び分子量240000のPAA水溶液を混合し,ガラス板に展着し,全水分を蒸発してヒドロゲルを調製した。得られたPVA/PAAヒドロゲルを架橋するために,熱処理した(110,120,130°C×20~240分)。pH感受性を向上させるためにPVA/PAAヒドロゲルをNaOH水溶液中で煮沸した。得られたPVA/PAAヒドロゲルの特性を,FTIR分光法,示差走査熱量測定(DSC),水取込試験,ISO-10993-5に準拠したin vitro細胞毒性試験(マウスL929線維芽細胞使用)などにより評価した。また,モデル薬物としてテオフィリンを負荷したPVA/PAAヒドロゲルを調製し,異なるpHにおける放出試験を行った。検討の結果,本プロセスによるPVA/PAAヒドロゲルは,薬物放出システムにおける薬物担体として有用であることが明らかになった。

シソーラス用語： FTIR分光法 ,  示差走査熱量測定 ,  in vitro実験 ,  細胞毒性 ,  線維芽細胞 ,  気管支拡張薬 ,  生体適合性 ,  感受性 ,  *ポリビニルアルコール ,  *ポリアクリル酸 ,  *ヒドロゲル ,  熱処理 ,  架橋【高分子】 ,  薬物放出 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  ラクタム ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： pH感受性

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

物質索引 (1件)： テオフィリン

タイトルに関連する用語 (8件)： 生体適合性 ,  pH感受性 ,  PAA ,  ヒドロゲル ,  調製 ,  特性評価 ,  放出 ,  研究