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J-GLOBAL ID:201102219497080284   整理番号:11A0123644

(Fe,Cr)7C3炭化物の配向がアブレシブ摩耗抵抗と破壊靱性に及ぼす効果

Effect of (Fe,Cr)7C3 carbide orientation on abrasion wear resistance and fracture toughness
著者 (1件):
資料名:
巻: 270  号: 3-4  ページ: 287-293  発行年: 2011年01月12日 
JST資料番号: E0377A  ISSN: 0043-1648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,13.81%と24.41%のクロム量を一方向に配向させながら含有させた2種の白鋳鉄を凝固化した。それらの微細構造は,M7C3炭化物と共晶系マトリックスから成る。これらの試験片を,ビレット軸に対して平行方向と横方向に切断し,固定アルミナ・アブレシブ粒子を用いたピン-アブレージョン試験を行った。M7C3炭化物の試験片の横方向断面と縦方向断面における微小硬さ,弾性係数,破壊靱性などを,押込み技法を用いて決定した。M7C3炭化物は,縦方向よりも,横方向において,より高い微小硬さを示している。M7C3炭化物の縦方向の試験片は,その炭化物のより大きな端部に対する平行断面上や横方向断面上よりも,その炭化物のより大きな端部に対する垂直方向において,より高い破壊靭性を示している。これらの結果から,「白鋳鉄は,M7C3炭化物の縦方向断面よりも,横方向断面において,より高いアブレージョン抵抗を示す」ことを明らかにする。その摩耗微細メカニズムを同定するために,その摩耗表面を,走査電子顕微鏡によって調べ,その炭化物の破壊靭性と相関づけた。これらの結果から,「その炭化物が破壊する時に,その亀裂は,M7C3のより大きな端部に対して平行方向(破壊靭性がより低い方向)に進展する」ことを明らかにする。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分散強化合金  ,  機械的性質  ,  金属材料  ,  潤滑一般  ,  金属の機械的性質 

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