抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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社宅は同じ企業に勤務する人同士が居住するもので,あえて共有空間を設ける必要もなく,居住空間単位で成り立つ。本研究では,社宅が生み出す独特の居住環境にどのような社宅コミュニティが形成されるかを,社宅居住歴から検証し,主婦や子供の両者の視点から多角的に社宅コミュニティの仕組みを明らかにし,併せて都市の地域コミュニティのあり方への提言を行った。調査対象社宅は,大手製造業M社で,社宅は全国に点在する。対象者は65世帯とした。社宅居住歴から,1)居住年数平均21.5年,2)平均転居回数4回,3)1箇所の平均居住年数5年,4)転居後も居住者同士の交流は継続している,などが分かった。