文献

J-GLOBAL ID：201102220250833911   整理番号：11A1348905

6061-T6アルミニウム板の重ね剪断試験片におけるスポット摩擦溶接の機械的性質におけるツール形状の効果

Tool Geometry Effects on Mechanical Properties of Spot Friction Welds in Lap-Shear Specimens of 6061-T6 Aluminum Sheets

著者 (8件)： LIN P.-C. (National Chung-Cheng Univ.) ,  QIU Q.-H. (National Chung-Cheng Univ.) ,  SU Z.-M. (National Chung-Cheng Univ.) ,  AOH J.-N. (National Chung-Cheng Univ.) ,  YEN A.-C. (Aerospace Industrial Dev. Corp.) ,  TANG T. (Aerospace Industrial Dev. Corp.) ,  DONG M.-T. (Aerospace Industrial Dev. Corp.) ,  HUANG B. (Aerospace Industrial Dev. Corp.)
資料名： SAE Technical Paper Series (Society of Automotive Engineers)  (SAE Technical Paper Series (Society of Automotive Engineers))
ページ： 8P  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0244B  ISSN： 0148-7191  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミニウム薄板の抵抗スポット溶接は溶接不良を発生する可能性がある。アルミニウム薄板を接合する新規なスポット摩擦溶接技術は日本で開発された。通常の溶接プロセスに比較してスポット摩擦溶接プロセスは母材を溶融させずに溶接が可能になる。本文では,6061-T6アルミニウム板の重ね剪断試験片でのスポット摩擦溶接の機械的性質におけるツール形状の効果を実験観察により研究した。ショルダー直径が8mm,10mm及び12mmの3種のツールが用いられ,アルミニウム板を接合した。実験結果より,溶接の故障強さは著しくツールサイズに依存している事が示された。故障前後の3ツールにより施工された溶接の光学及び走査型電子顕微鏡写真が検討され,更に3溶接品の微小押込試験を実施した。結果から,3溶接品の溶接形状,微細構造分布及び微小硬度分布は非常に類似していた。しかし,3溶接品の材料の流れ傾向は全く異なっている。8mm及び10mmツールによる溶接故障は円周-剪断混合故障モードを示し,12mmツールによる故障溶接はナゲットの引抜故障モードを示した。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  板 ,  *重ね継手 ,  剪断試験 ,  試験片 ,  *摩擦溶接 ,  点溶接 ,  機械的性質 ,  工具 ,  形態 ,  破壊強さ ,  押込 ,  微細構造 ,  硬度 ,  分布

分類 (2件)： ファスナ類,締付,し緩,継手  (QB01090V) ,  溶接部  (WC07100I)

タイトルに関連する用語 (7件)： アルミニウム板 ,  重ね剪断 ,  試験片 ,  スポット ,  摩擦溶接 ,  機械的性質 ,  ツール形状