抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】:ブタの急性心筋梗塞(AMI)後晩期の心筋細胞アポトーシスおよびBax/Bcl-2に及ぼす,組み換え型アデノ随伴ウイルスによって媒介されたCD151遺伝子の影響を測定する。【方法】:AMIモデルとしてのブタを無作為に4つの群に分け,rAAV-GFP,rAAV-CD151またはrAAV-antiCD151をそれぞれ感染した。偽の群は,対照として役立った。TUNEL法で,心筋細胞アポトーシスを検出した。ウェスタンブロットによって,CD151,Bcl-2およびBax発現を測定した。【結果】:rAAV-CD151治療群のアポトーシス係数(3.3±0.4)は,rAAV-GFP群(9.2±1.3)またはrAAV-antiCD151群(10.1±1.5)より小さかった(P<0.05)。rAAV-CD151治療群におけるアポトーシス係数は,対照群(2.4±0.8)と比較したとき,有意差が全くなかった。Bax/Bcl-2の比率は,rAAV-CD151治療群(1.13±0.11)において,rAAV-GFP群(3.21±0.12)またはrAAV-antiCD151群(3.53±0.09)(P<0.05)におけるものより低く,対照群(0.93±0.04)と比較したとき,有意差を全く示さなかった。【結語】:心筋細胞アポトーシスはCD151によって阻害されるが,これは,部分的にBax/Bcl-2比の減少によるものと考えられる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST