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J-GLOBAL ID:201102220471153222   整理番号:11A1154113

反応性dcおよびrf共スパッタリング法で製作されたCrAlN/BNナノ複合被膜の機械的特性と酸化抵抗

Mechanical properties and oxidation resistance of CrAlN/BN nanocomposite coatings prepared by reactive dc and rf cosputtering
著者 (7件):
資料名:
巻: 205  号: Supplement 2  ページ: S33-S37  発行年: 2011年07月25日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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CrAlN/BNナノ複合被膜を反応共スパッタリング,すなわち,CrAlとh-BNターゲットの,パルス化した,それぞれdcおよびrfのスパッタリングで蒸着した。X線回折(XRD)と制限視野電子線回折(SAED)分析の結果は,B1構造のCrAlN相の非常に微細な粒から成るCrAlN/BN被覆を示した。BNの体積割合を8vol.%以上に増加すると,粒のナノ結晶質性が,CrAlN/BN被覆の細粒の分散を通じて観察された。透過電子顕微鏡(TEM)を使用した断面の観察で,最高水準の硬度を示す被覆は,幅が~20nmで,長さが~50nmの粒から成る繊維状構造を持っていることが明らかになった。X線光電子分光学(XPS)分析で,被覆は主にCrAlNとh-BN相から成ることが判明した。被膜のインデンテーション硬度(HIT)と実効ヤング率(E*)は,BN層の割合と共に増加し,~7vol.%のBN相量で,~46GPaと~440GPaの最大値に達した。これは,その後,やや減少し,18vol.%のBN含有量では,それぞれ~40GPaと~350GPaになった。さらに,CrAlN/BN被膜は,CrAlN被膜と比べて,優れた酸化抵抗を示した。1時間の空気中の800°Cのアニーリングの後には,CrAlN被膜のインデンテーション硬度は,蒸着直後の硬度の50%まで減少した。これと対照的に,CrAlN/BNナノ複合被膜の硬度は同じままか,増加して,約46GPaの値に達した。1時間の900°Cのアニーリングの後には,すべての被膜の硬度は約40%までに減少した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属材料へのセラミック被覆  ,  固体の機械的性質一般 

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