文献
J-GLOBAL ID:201102221001684201   整理番号:11A0155598

ステロイドに対するカイラル発色団置換基を有するβ-シクロデキストリン誘導体の選択結合の熱力学起源

Thermodynamic Origin of Selective Binding of β-Cyclodextrin Derivatives with Chiral Chromophoric Substituents toward Steroids
著者 (7件):
資料名:
巻: 114  号: 49  ページ: 16147-16155  発行年: 2010年12月16日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
カイラル発色団置換基を有するとβ-シクロデキストリン誘導体を合成し,それらのステロイドに対する分子認識と結合部位を完全特性化した。誘導体はL-チロシン修飾(1)とD-チロシン修飾β-シクロデキストリン(2)の二種類である。円偏光二色性(CD),二次元NMR及び等温滴定微量熱量測定(TCA)によってコール酸ナトリウム(CA),デオキシコール酸ナトリウム(DCA),グリココール酸ナトリウム(GCA)及びタウロコール酸ナトリウム(TCA)とのそれらの包接モード,結合能及び分子選択を調べた。CDと二次元NMRから得た結果は二種類のホストが異なる結合幾何学を採用し,引き続きこれらの差が分子結合能と結合選択性に顕著な差を生じた。生のβ-シクロデキストリン及びトリプトファン修飾β-シクロデキストリンと比較して,2はCAとDCAに対して増強結合能を示すが,DCAとTCAに対して縮減結合能を示した;しかしながら,四種類の胆汁塩すべてに対して1は縮減結合能を示した。最高のゲスト選択性と最高のホスト選択性はそれぞれKS2-DCA/KS2-TCA=12.6とKS2-CA/KS1-TCA=10であり,両者は先に報告したL-とD-トリプトファン修飾β-シクロデキストリンの対応する値に比較して大きな増強を示した。熱力学的に,それは高いゲスト選択性とホスト選択性を導く好ましいエンタルピー利得である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子化合物 
物質索引 (9件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る