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J-GLOBAL ID：201102221238656202   整理番号：11A0777642

KIBRAは大きな腫瘍抑制キナーゼとの相互作用を経たHippoシグナリング活性を制御する

KIBRA Regulates Hippo Signaling Activity via Interactions with Large Tumor Suppressor Kinases

著者 (4件)： XIAO Ling (Univ. Nebraska Medical Center, Nebraska) ,  CHEN Yuanhong (Univ. Nebraska Medical Center, Nebraska) ,  JI Ming (Univ. Nebraska Medical Center, Nebraska) ,  DONG Jixin (Univ. Nebraska Medical Center, Nebraska)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 286  号： 10  ページ： 7788-7796  発行年： 2011年03月11日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞増殖と細胞死の正確な協調は動物の発達と器官再生に必須である。ショウジョウバエにおける最近の遺伝学研究で,KibraがHippoシグナリングの新規制御剤として同定された。ここでは,KIBRAが疎水性モチーフにおいてリン酸化を刺激することによって,Lats(大きな腫瘍抑制)1およびLats2キナーゼと結びついて,活性化することによりHippoシグナリング活性を制御することを示した。KIBRA過剰発現はYes関連蛋白質(YAP)(Hippo経路エフェクタ)のリン酸化を刺激した。さらに,KIBRAはそのユビキチン化を妨げることによって,Lats2を安定させた。KIBRA mRNAがマウスおよびヒト細胞におけるYAP過剰発現によって誘発されることから,Hippoシグナリング経路の転写ターゲットとしてKIBRAの進化的保存を提案した。

シソーラス用語： *タンパク質キナーゼ ,  *癌抑制タンパク質 ,  *細胞情報伝達 ,  *タンパク質 ,  自己抗体 ,  免疫グロブリンG ,  転写因子 ,  マウス ,  ヒト ,  リン酸化
準シソーラス用語： *Hippoキナーゼ ,  Hippo蛋白質 ,  *KIBRA ,  LATS ,  Yap1蛋白質 ,  蛋白質リン酸化

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 腫瘍抑制 ,  キナーゼ ,  相互作用 ,  Hippo ,  シグナリング ,  活性