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J-GLOBAL ID:201102221318637764   整理番号:11A0418344

三瓶火山は爆裂火口か?-室内の形成についての考察-

著者 (1件):
資料名:
号:ページ: 1-13  発行年: 2009年03月31日 
JST資料番号: L8003A  ISSN: 1882-0344  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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島根県中部の三瓶火山は,室内(むろのうち)と呼ばれる低地を4つの峰が取り囲んでいる。この現山体形成の成因は,1;巨大な溶岩ドームが噴火によって破壊され室内は爆裂火口である,2;4つのピークは独立した個別の溶岩ドームであり,室内は取り残された凹地である,という2説がこれまで提唱されている。この2説について,三瓶火山の地形,火山噴出物の組成・分布と層序,三瓶火山の活動と雲仙普賢岳およびピナツボ火山の活動との比較,重力異常の解析,類似の火口径を持つ火山との比較,などを基に,検証した。その結果,室内からの噴出はあったものの,三瓶火山の活動はプリニー式に相当する規模の爆裂火口を形成するような噴火ではなく,三瓶火山の現山体は個別の溶岩ドームから形成されていると推定される。
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分類 (1件):
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火山地質学一般 
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