抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的 2型糖尿病入院患者の焦慮、憂うつの現状及び影響因子を探り、糖尿病患者の心理健康状況を改善するために参考となる根拠を提供する。方法 集落サンプリングにより選んだ安徽医科大学第一付属病院の145例の入院糖尿病患者に対して、自己評価不安尺度(SAS) 、自己評価うつ尺度(SDS) 、糖尿病患者の生存の質特異性尺度(DSQL)のテストを行った。結果 2型糖尿病入院患者の焦慮と憂うつの発生率はそれぞれ42.07%と51.03%であった。多変量logisticステップワイズ回帰分析から、以下のことが明らかになった:女性患者(P<0.01)は、半自費(P<0.05)と新農合(P<0.01)を医療形式とする患者は憂うつ情緒が更に現れやすい。労働者(P<0.05)、農民(P<0.01)、病気の経過時間が10年以上の患者(P<0.01)は更に焦慮情緒が現れやすい。結論 入院糖尿病患者の心理状況は比較的に悪く、比較的に深刻な焦慮と憂うつがある。医療従事者と家族は治療を行うのと同時に、糖尿病の患者、特に合併症、病気の経過時間が比較的に長い農民患者の生命の質を高めることに努力すべきで、彼らに対して健康教育と心理的配慮を行うべきである。すでに心理的疾患が現れた患者に対しては適時に心理療法を行い、患者の回復レベルを全面的に高めるべきである。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST