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J-GLOBAL ID：201102221804573484   整理番号：11A0162790

事務所建築物の規模による室内空気質の比較検討

DIFFERENCE OF INDOOR AIR QUALITY WITH VARIOUS SCALES OF OFFICE BUILDINGS

著者 (4件)： 鍵直樹 (国立保健医療科学院) ,  柳宇 (工学院大 工) ,  池田耕一 (日本大 理工) ,  西村直也 (芝浦工大 工)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 659  ページ： 43-48  発行年： 2011年01月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大規模及び小規模事務所建築物の室内空気質の相違を把握するために20件の室内空気質の実態調査を行なった。加えて,小規模建築物における感知手法のあり方も考察した。これらの事務所の室内外温度,二酸化炭素濃度,浮遊粉じん,化学物質,浮遊微生物を測定し,建築規模及び空気質の関係を調べた。これらの調査の結果として,二酸化炭素濃度に関しては大規模及び小規模建築物ともに基準値を超過する物件があったが,在館者数に対する換気量不足が原因であると考えられること,粒子径別の浮遊微粒子はI/O比で評価すると小規模建築物の方が高い傾向であることなどの知見を得た。浮遊微生物,化学物質など総じて小規模建築物の方が高い傾向であり,換気量や除じんのための空調機の性能が不十分であり,建築物衛生法に基づく環境衛生管理基準の順守の必要性を確認した。

シソーラス用語： *事務所建築 ,  面積 ,  *室内空気質 ,  塵埃 ,  揮発性有機化合物 ,  *微生物 ,  現場試験 ,  *実態調査 ,  法規 ,  二酸化炭素 ,  換気量 ,  粒径 ,  空気濾過器 ,  化学物質 ,  空気調和装置 ,  環境基準
準シソーラス用語： VOC【化合物】 ,  建築物衛生法

分類 (1件)： 空気調和一般  (PC01000C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 事務所建築物 ,  規模 ,  室内空気質 ,  比較検討