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J-GLOBAL ID：201102221874334339   整理番号：11A1050963

[4]粗視化分子モデリング 1:リン脂質モデル

著者 (1件)： 篠田渉 (産業技術総合研)
資料名： アンサンブル  (分子シミュレーション学会誌)
巻： 12  号： 3  ページ： 26-29  発行年： 2010年07月30日 
JST資料番号： L8101A  ISSN： 1884-6750  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 脂質分子が水溶液中で形成する自己集合構造の解析・予測を目的とした粗視化分子モデリングを紹介。粗視化モデルによる解析対象は脂質分子の集合構造であるのに水分子の相互作用計算に時間を費やすことになる。水はLJ12-4関数で記述した。脂質モデルの構築には原子レベルの分子動力学計算を行って構造データを参考にした。また,粗視化モデルが膜弾性についても実験の再現を確認した。リン脂質モデルを紹介し,ベンチマーク計算による原子モデルとの比較を行った。

シソーラス用語： *モデル ,  *リン脂質 ,  自己集合 ,  構造解析 ,  ベンチマーク ,  分子動力学 ,  脂質膜 ,  原子モデル ,  弾性 ,  シミュレーション ,  パラメータ ,  力の場 ,  X線回折 ,  NMR【磁気共鳴】
準シソーラス用語： *粗視化モデル

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  構造決定法・回折結晶学一般  (BK01010X)

引用文献 (6件)：

• [1] M. L. Klein and W. Shinoda, Science, 321, 798 (2008).
• [2] J. C. Shelley, M. Y. Shelley, R. C. Reeder, S. Bandyopadhyay, M. L. Klein, J. Phys. Chem. B, 105, 4464 (2001).
• [3] S. Izvekov, G A. Voth, J. Phys. Chem. B, 109, 2469 (2005).
• [4] W. Shinoda, R. DeVane, and M. L. Klein, Mol. Simul. 33, 27 (2007).
• [5] W. Shinoda, R. DeVane, and M. L. Klein, J. Phys. Chem. B, 114, 6836 (2010).

タイトルに関連する用語 (4件)： 粗視化 ,  分子モデリング ,  リン脂質 ,  モデル