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J-GLOBAL ID：201102221880217263   整理番号：11A1526004

Macrophomina phaseolina(Tassi)Goidanichによるヤブガラシ類の炭腐病(新称)の発生

Charcoal rot of bushkiller (Cayratia spp.) caused by Macrophomina phaseolina (Tassi) Goidanich.

著者 (5件)： 大城篤 (沖縄県農業研究センター名護支所) ,  比屋根真一 (沖縄県農業研究センター石垣支所) ,  澤岻哲也 (沖縄県農業研究センター) ,  高江洲賢文 (沖縄県農業研究センター名護支所) ,  佐藤豊三 (農業生物資源研究所)
資料名： 日本植物病理学会報  (日本植物病理学会ニュース)
巻： 77  号： 3  ページ： 143-147 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： F0893A  ISSN： 0031-9473  CODEN： NSBGAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 沖縄におけるサトウキビ栽培では難防除雑草のヤブガラシ(Cayratia属)が爆発的に増え被害が拡大し,本雑草の防除のため,種々検討が重ねられている。本稿では,ヤブガラシの根茎における再萌芽発の生態的特性に着目し,有望な生物防除資材を見出した。即ち,ヤブガラシの根部から腐敗病株として炭腐菌(新称)を分離し,接種試験による病徴観察,形態学的特徴などから本菌をMachrophomina phaseolinaと同定し,ヤブガラシに由来する分離同定における初めての記載報告を行った。

シソーラス用語： *糸状菌類 ,  植物病害 ,  *雑草防除 ,  生物的防除 ,  感染 ,  ブドウ科 ,  *サトウキビ ,  畑地 ,  微生物 ,  枯死 ,  根 ,  分生子 ,  菌核 ,  病原性 ,  *Macrophomina phaseolina ,  菌株 ,  細根 ,  生物的雑草防除 ,  接種試験 ,  炭腐病 ,  分離株 ,  分離菌 ,  胞子 ,  生殖細胞 ,  菌類構造
準シソーラス用語： Cayratia ,  Cayratia tenuifolia ,  CJ-2 ,  Saccharum officinarum ,  サトウキビ畑 ,  ヒイラギヤブガラシ ,  ビンボウカズラ ,  ヤブカラシ ,  ヤブガラシ類 ,  形態的特徴 ,  新称 ,  畑 ,  発症 ,  病害感染

分類 (3件)： 生物的防除  (FC05030B) ,  糖料作物  (FC03072N) ,  雑草による植物被害  (FC04062J)

引用文献 (12件)：

• 藤永真史・清水時哉・小木曽秀紀・齋藤英毅・小林正伸・佐藤豊三(2002).スイカ炭腐病(新称)とその病原菌,Macrophomina phaseolina (Tassi) Goid.の数種植物に対する病原性.日植病報 68: 148-152.
• 比屋根真一・與儀喜与政・友利研一・出花幸之助・高江洲賢文(2010).沖縄本島南部地域のサトウキビ畑におけるヤブガラシ類の発生実態.雑草研究 55: 69(講要).
• Holliday, P. (1980). Fungus disease of tropical crops. pp. 254-255. C.M.I. Kew.
• 勝本 謙(2010).日本産菌類集覧.日本菌学会関東支部.船橋市.1,177 p.
• 日本植物病理学会編(2000).日本植物病名目録.日本植物防疫協会,東京.

タイトルに関連する用語 (3件)： Macrophomina ,  炭腐病 ,  新称