抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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研究開発リーダーも,他社との共同開発や技術供与プロジェクトで企画,推進する場合に交渉に関わるであろう。開発にかかるさまざまな取り決めを事前交渉で規定する必要がある。このような契約交渉は,口頭契約は危険なため,契約書に落とし込む交渉である。この過程では双方の目的の温度差が争いの種になることを認識する必要がある。交渉には,相手の信用調査・能力分析を含めた準備が必要であるが,研究開発リーダーとしては,研究開発の成果の視点からの分析が必要である。事前準備では,相手との交渉での幅を広げるために代替案を考えることが必要であるが,これには内部との調整(内部交渉)も必要である。交渉に望むに当たっては,損得だけを考えず協働の重要性を認識して,温度差を克服して双方の最大幸福を実現するという気持ちが重要である。