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J-GLOBAL ID:201102222034459188   整理番号:11A0538143

Nafion膜へのエレクトロスプレイ析出により調製されるプロトン交換膜燃料電池に対する触媒層

Catalyst layers for proton exchange membrane fuel cells prepared by electrospray deposition on Nafion membrane
著者 (6件):
資料名:
巻: 196  号:ページ: 4200-4208  発行年: 2011年05月01日 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エレクトロスプレイ析出法を用いて,プロトン交換膜燃料電池(PEMFC)に対しNafion膜へ触媒層を調製した。Nafion212にPt/C+アイオノマ懸濁液の析出は,球状モルホロジーを持つ層を生じた。これは,ガス拡散層,GDL(炭素布上のミクロポーラスカーボンブラック)または金属Al箔に析出する時,同一層に対し樹状成長が観察されるのと対照的である。このような変化を,エレクトロスプレイ析出プロセスに対するNafion基板の影響に照らして考察した。プロトン伝導体でかつ電子絶縁体であるNafionは,電子伝導体に析出する時に生ずる直接電子移動と比較して,対向電極に向けてプロトンの放出および輸送により粒子放電を引き起こす。また,Nafionの存在のため対向電極ギャップに針状の電場分布変化があるが,これはエレクトロスプレイ効果に対し状態を変えるかも知れない。もし粒子放電が十分に遅いならば,例えば低い膜プロトン伝導性により,Nafion基板はプラスに充電され,電場プロファイルにそしてそれにより膜特性に変化を生ずるかも知れない。カソード側のエレクトロスプレイにより触媒化されたNafion212膜について,単セルキャラクタリゼーションを行った。その結果,セルの内部抵抗は,GDLに析出の同一層に関し,膜への析出カソード触媒層と共に減少する,そしてこれはセル性能をかなり改善することが分かった。この低い内部抵抗は,触媒層-膜界面におけるより高いプロトン伝導性による,そして結果として膜への析出から生ずる,ことが分かった。他方,電気活性領域および触媒使用は,GDLへの析出と比較し,膜への析出によって殆ど改質されないように思われた。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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燃料電池 

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