文献

J-GLOBAL ID：201102222063696610   整理番号：11A0897962

Dunaliella Salinaの熱分解生成物中のカルバゾール化合物の検出と地質学上の意義

Detection and Geological Significance of Carbazole Compounds in the Pyrolysis Product of Dunaliella Salina

著者 (5件)： YANG Shufen (Coll. of Earth and Environmental Sci., Lanzhou Univ., Gansu, Lanzhou) ,  WANG Jin-rong (Coll. of Earth and Environmental Sci., Lanzhou Univ., Gansu, Lanzhou) ,  LEI Tian-zhu (Inst. of Geology and Geophysics, Chinese Acad. of Sciences, Gansu, Lanzhou) ,  QIU Jun-li (Inst. of Geology and Geophysics, Chinese Acad. of Sciences, Gansu, Lanzhou) ,  XIA Yan-qing (Inst. of Geology and Geophysics, Chinese Acad. of Sciences, Gansu, Lanzhou)
資料名： Chenji Xuebao  (Chenji Xuebao)
巻： 28  号： 1  ページ： 188-193  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0884A  ISSN： 1000-0550  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： カルバゾール,1-メチルカルバゾール,2-メチルカルバゾール,3-メチルカルバゾール,4-メチルカルバゾール,5-メチルカルバゾール,6-メチルカルバゾールを含む一連のカルバゾール化合物は,Dunaliella Salinaの熱分解生成物中で豊富である。芳香族炭化水素フラクション中の一連のカルバゾール化合物の相対含量は,300°Cで30.97%に達し,一方,350°Cではわずか5.44%であり,250°Cではめったに生じなかった。一方,そのことは,Dunaliella Salinaは,根源岩と原油中のカルバゾール化合物の優勢な母体物質の一つであることを示す。他方,そのことは,Dunaliella Salinaに由来する原油は恐らく,高度に塩分に富む環境下でカルバゾール化合物に富み,この環境での元の根源岩に伴う対照的な原油に対する強い証拠を与えることを示唆する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *熱分解 ,  生成物 ,  化合物 ,  検出 ,  地質学 ,  原油 ,  *石油根源岩 ,  *緑藻類 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物

分類 (2件)： 有機地球化学  (DD01043K) ,  石油・ガス鉱床  (DE09050D)

物質索引 (1件)： カルバゾール

タイトルに関連する用語 (4件)： Dunaliella ,  熱分解生成物 ,  カルバゾール ,  地質学