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J-GLOBAL ID：201102222137727121   整理番号：11A0810527

微小段付きダイス伸線による棒線材の超平滑化

Ultrasmooth Bar and Wire Formed by Drawing with Protrusion Die

著者 (7件)： 梶野智史 (独立行政法人 産業技術総合研究所) ,  畠山知浩 (早稲田大学 理工学研究科) ,  田村容子 (早稲田大学大学院 基幹理工学部) ,  大澤優樹 (早稲田大学 理工学研究科) ,  清水了 (早稲田大学大学院 基幹理工学部) ,  村岡太郎 (早稲田大学大学院 基幹理工学部) ,  浅川基男 (早稲田大学 基幹理工学部)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 52  号： 602  ページ： 370-374 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 低炭素鋼とアルミニウム合金を対象に,微小段付きダイスを用いた棒材表面の平滑化伸線を検討した。小径部9mm,大径部14mmの供試材につき,ノーマルダイスで数パス伸線後,連続伸線を行う実験結果,以下の知見を得た。1)微小段付き部では,棒材表面に高面圧,せん断ひずみが発生し,伸線中に生じたオイルピットを押し潰すことで,棒材表面が平滑化することを確認した。2)段付き形状は,段付き高さ,段付き角度ともに大きくなるほど,表面は平滑化するが,焼付き,ダイス摩耗に注意する必要がある。3)本研究で,焼付きが生じず,最も平滑化した段付き形状は,低炭素鋼,アルミニウム合金ともに,段付き高さ40μm,段付き角度15°であった。

シソーラス用語： *線引 ,  低炭素鋼 ,  アルミニウム合金 ,  引抜ダイス ,  階段形 ,  平滑化
準シソーラス用語： *伸線 ,  ダイス【引抜】 ,  段付き

分類 (1件)： 引抜  (WC04030L)

引用文献 (6件)：

• 鈴村暁男. 基礎機械材料. 21-28
• 中村保. 日本機械学会論文集C編. 1990, 56, 530, 2794-2801
• 今村陽一. 塑性と加工. 2000, 41, 472, 477-481
• ASAKAWA, M. Wire J. Int. 2003, 111-116
• ASAKAWA, M. Wire J. Int. 2004, 144-151

タイトルに関連する用語 (7件)： 微小 ,  段付き ,  ダイス ,  伸線 ,  棒 ,  線材 ,  平滑化