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J-GLOBAL ID:201102222450557636   整理番号:11A0859409

日射制御型拍動自動灌水と減肥栽培が夏秋ピーマンの収量並びに品質に及ぼす影響

著者 (2件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 507-513  発行年: 2011年05月01日 
JST資料番号: G0801A  ISSN: 0369-5247  CODEN: NOOEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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露地ピーマン栽培では,夏期の高温乾燥時には畝間潅水を行っていたが,根の活力低下による吸水障害により尻腐果が多発し問題となっており,日射量に応じた潅水施肥により,施肥量を削減できるという報告もあるので,ピーマンの露地栽培で適正な肥培管理法を確立するため,日射制御型拍動自動潅水装置を用いて施肥量や施肥方法を変えて露地ピーマンを栽培し,収量や品質に及ぼす影響を検討した。その結果,1)日射制御型拍動自動潅水による露地ピーマン栽培は,日射量に応じた点滴潅水により土壌水分が好適に保たれ,根系の発達や植物体のストレスが少なく樹勢の維持が可能である,2)施肥量も肥効調節型肥料を用いた潅水同時施肥で慣行施肥量の30%減肥が,さらに化成肥料を用いた場合には50%減肥も可能である,3)この潅水により果実の円滑な肥大が図られ,秀品率向上や障害果率減少による増収効果が認められ,果実硬度が低く柔らかいピーマンの生産できる,4)この潅水装置は簡単に使いこなせ,特に夏期の収量増と高品質化が図られるので,栽培技術の高い生産者に近い収量,品質が確保でき,減肥栽培が可能であり農家経営の安定に貢献する,ことが分かった。
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分類 (3件):
分類
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野菜  ,  施肥法・肥効  ,  圃場作業用機械 
引用文献 (8件):
  • 長智男・黒田正治・福田哲朗1982.少量,頻繁な灌漑による節水効果.農土学要旨.pp.102-103.
  • 岩本数人 1987.土壌および施肥管理の適正化によるウンシュウミカンの生産安定に関する研究.熊本果樹特報1:1-112.
  • 加藤徹1958.発芽と栄養生長の生理,生態,農業技術体系野菜編ピーマン.農山漁村文化協会.基礎編追録第8号 基28-29.
  • 加藤徹1991.作型,地域性の見方・とらえ方.農業技術体系野菜編ピーマン.農山漁村文化協会.追録第16号基81-82.
  • 高橋基生1999.水管理灌水方法.農業技術体系野菜編ピーマン.農山漁村文化協会.第5巻追録第24号基167-168.
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