文献

J-GLOBAL ID：201102222451708328   整理番号：11A0137087

次世代を支えるプロジェクト 5.スカイツリー 東京スカイツリー建設プロジェクトの概要とコンクリート技術

著者 (4件)： 杉本直樹 (大林組) ,  鈴木雅大 (大林組) ,  坂井利光 (大林組) ,  神代泰道 (大林組 技研)
資料名： コンクリート工学  (Concrete Journal)
巻： 49  号： 1  ページ： 73-78  発行年： 2011年01月01日 
JST資料番号： S0301A  ISSN： 0387-1061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東京都墨田区において,東京スカイツリーの建設が進んでおり,2011年の完成を目指している。東京スカイツリーに採用されている主要技術である基礎杭,心柱,ゲイン塔,展望台を造る技術について紹介する。心柱はゲイン塔引き上げ後の狭い空間と限られた期間でつくる必要があり,これを可能とするのが「スリップフォーム工法」である。最上部にはデジタル放送用アンテナを取り付けるゲイン塔を設置する。ゲイン塔を組み上げるのは,「リフトアップ工法」を採用した。鉄骨を積み上げる東京スカイツリーに「コンクリート」のイメージはないが,展望台や機械室などのフロアでは軽量コンクリートを打設して床をつくっている。東京スカイツリーでは,コンクリートを輸送する装置として「パケット」を使用している。

シソーラス用語： 先端技術 ,  プロジェクト ,  *鉄塔 ,  テレビジョン放送 ,  東京都 ,  *建設工事 ,  杭基礎 ,  建設工法 ,  長柱 ,  *軽量コンクリート ,  *床 ,  コンクリート工事
準シソーラス用語： *東京スカイツリー ,  スリップフォーム工法 ,  ゲイン塔

分類 (1件)： その他の特殊構造物  (RA05020W)

引用文献 (3件)：

• 1) 河合勝実・加藤靖彦・一瀬賢一・原田恒則:スリップアップ工法による大規模石炭サイロの施工,コンクリート工学,Vol.41,No.2,pp.32~38,2003
• 2) 神代泰道・一瀬賢一・坂井利光・齋藤 賢・藤田雅人:スリップフォーム工法用高強度コンクリートの開発,日本建築学会大会学術講演梗概集,材料施工,pp.1013~1014,2010
• 3) 神代泰道・植松俊幸・一瀬賢一:施工性を考慮した軽量コンクリートの調合条件に関する考察,コンクリート工学年次論文集,Vol.31,No.1,pp.1627~1632,2009

タイトルに関連する用語 (6件)： 次世代 ,  プロジェクト ,  東京スカイツリー ,  建設プロジェクト ,  概要 ,  コンクリート