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J-GLOBAL ID：201102222468452386   整理番号：11A0100044

富士北麓におけるキシャヤスデ類の大発生

著者 (2件)： 萩原康夫 (昭和大 富士吉田教育部) ,  桑原ゆかり (昭和大 富士吉田教育部)
資料名： 富士山研究  (Mount Fuji Research)
号： 2  ページ： 21-24  発行年： 2008年03月 
JST資料番号： L7967A  ISSN： 1881-7564  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2003年10月24日に富士北麓精進口登山道2合目でキシャヤスデの一種,オビババヤスデの大発生を確認した。オビババヤスデは富士北西麓の広範囲で発生し,発生密度は平均1.2~52個体/m²であり,1977年の小海線沿線の大発生(160~200個体/m²)より低く,1973年柳沢峠での大発生(1.2~96個体/m²)と同程度であったと推定される。大発生の周期性については今後の調査が必要である。

シソーラス用語： 火山 ,  *ヤスデ類 ,  生息密度 ,  *発生 ,  現地調査 ,  周期変化
準シソーラス用語： 富士山 ,  *キシャヤスデ ,  *異常発生 ,  *オビババヤスデ ,  周期性

分類 (1件)： 動物生態学一般  (EE03010W)

引用文献 (14件)：

• 橋本みのり, 金子信博, 伊藤雅道, 豊田鮎 (2003) ピットフォールトラップによるキシャヤスデ成虫の活動調査手法の確立と活動の季節性. Edaphologia 73: 19-25
• 伊藤雅道, 美馬純一, 吉田利男, 橋本みのり, 豊田 鮎, 金子信博, 富田大介, 内田煙二 (2001) キシャヤスデ八ヶ岳~霧ヶ峰集団の2000年の分布及び群遊状況 (速報). Edaphologia 68: 39-42
• 岩波基樹, 新島溪子 (1981) 多摩川源流地域におけるキシャヤスデの発生について. Edaphologia 24: 39-45
• 新島溪子 (1974) 柳沢峠のキシャヤスデ. Edaphologia 9: 17-21
• 新島溪子 (1981) 関東および中部地方におけるキシャヤスデの大発生. 土と微生物23: 15-18

タイトルに関連する用語 (2件)： 富士 ,  キシャヤスデ