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J-GLOBAL ID:201102222570634634   整理番号:11A1258589

ERK経路の活性化を介したオケルマナイト溶解からのイオン性産物によるヒト脂肪由来幹細胞の骨形成分化の促進

The stimulation of osteogenic differentiation of human adipose-derived stem cells by ionic products from akermanite dissolution via activation of the ERK pathway
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資料名:
巻: 32  号: 29  ページ: 7023-7033  発行年: 2011年10月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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我々の以前の研究は,Ca-,Mg-,Siを含むバイオセラミックの型,オケルマナイトが,hASCsの骨形成分化を促進することを示す。基になる機構を明らかにするため,hASCsの増殖と骨形成分化に与える,オケルマナイト抽出物の影響を検討した。元の抽出物は,200mgオケルマナイト/ml LG-DMEMから得て,更にLG-DMEMで希釈した。最終的な抽出物は,元の抽出物の濃度に基づき,1/2,1/4,1/8,1/16と1/32抽出物と表示した。LDH分析および生/死染色を用い,hASCsに与える異なる抽出物の細胞毒性を明らかにし,DNA分析を行い,1,3と7日間抽出物と培養後,細胞増殖を定量的に評価した。細胞周期分析のためフローサイトメトリーを,細胞増殖挙動に与える抽出物の影響を更に検討するため,2種類の培養液(GMと1/2抽出物)で培養した細胞に対し行った。抽出物中で培養したhASCsの骨形成分化を,ALP発現とカルシウム沈着により検出し,リアルタイムPCR分析により更に確認した。抽出物中のCa,MgとSiイオンは,hASCsのLDH遊離と増殖を抑制したが,それらの骨形成分化を促進した。このような効果は,濃度に依存し,1/4抽出物(Ca 2.36mM,Mg 1.11mM,Si 1.03mM)が,hASCsの骨形成分化促進で最適であった。ERK即時の増加が,1/4抽出物で培養した細胞で観察され,遊離したイオンにより促進される,hASCsのこのような骨形成分化は,MEK1特異的阻害剤,PD98059により阻害された。簡単に述べれば,それぞれ,2.36,1.11,1.03mMの濃度のオケルマナイトから抽出した,Ca,MgとSiイオンは,ERK経路を介しhASCsの骨形成分化を促進し,有意な細胞毒性無にhASCsの増殖を抑制した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運動器系の基礎医学  ,  医用素材  ,  細胞生理一般 

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