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J-GLOBAL ID：201102222581044588   整理番号：11A0566170

手に保持されたセンサを用いた歩行者向けデッドレコニング手法の提案

Dead Reckoning Method by Hand for Pedestrian Navigation System

著者 (4件)： 上坂大輔 (KDDI研究所) ,  村松茂樹 (KDDI研究所) ,  岩本健嗣 (富山県大) ,  横山浩之 (KDDI研究所)
資料名： 情報処理学会論文誌ジャーナル(CD-ROM)  (情報処理学会論文誌 論文誌ジャーナル(CD-ROM))
巻： 52  号： 2  ページ： 558-570  発行年： 2011年02月15日 
JST資料番号： Z0778B  ISSN： 1882-7837  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 複合商業施設や駅などの公共空間における歩行者向けナビゲーションサービスを実現するためには,GPSの精度が十分でない場合においても有効な測位手法が必要である。こうした測位手法の1つである歩行者向けデッドレコニングは,加速度センサや地磁気センサを用いて,歩行者の歩数,歩幅,進行方向を推定し,累積的に現在位置を求める手法である。本論文では,実用性を大幅に改善した,新たな歩行者向けデッドレコニング手法を提案する。昨今,デッドレコニングに利用可能なセンサを内蔵した携帯電話が広く普及しつつあることから,こうした携帯電話を利用した歩行者ナビゲーションを想定する。従来のデッドレコニング手法の多くは,センサを人体の特定部位に固定することを前提としているため,携帯電話を人体に固定することによる利便性の低下が問題となる。そこで本論文では,センサを内蔵した携帯電話を手に持ち腕を振って歩いている場合でも歩行者の位置を特定できる手法を提案する。さらに,実環境における有効性を実証実験によって検証する。(著者抄録)

シソーラス用語： *航法 ,  *歩行者 ,  位置決め ,  測量 ,  *携帯電話 ,  センサ ,  実証実験 ,  *ユーザインタフェイス
準シソーラス用語： デッドレコニング ,  測位 ,  *歩行者向けナビゲーション

分類 (3件)： 電子航法一般  (ND14010O) ,  人間機械系  (IB03000G) ,  移動通信  (ND08030H)

引用文献 (40件)：

• Yahoo! Inc.: flickr (online), available from http://www.flickr.com/ (accessed 2010-05-21).
• foursquare: foursquare (online), available from http://foursquare.com/ (accessed 2010-05-21).
• KDDI 株式会社: セカイカメラZOOM (オンライン), 入手先〈http://kazasu.mobi/〉 (参照2010-05-21).
• Iwasaki, Y., Kawaguchi, N. and Inagaki, Y.: Azim: Direction Based Service using Azimuth Based Position Estimation, Proc. ICDCS 2004, pp. 700-709(2004).
• Bahl, P. and Padmanabhan, V. N.: RADAR: An In-Building RF-Based User Location and Tracking System, Proc. INFOCOM 2000, Vol.2, pp. 775-784(2000).

タイトルに関連する用語 (5件)： 手 ,  歩行者 ,  デッドレコニング ,  手法 ,  提案