文献

J-GLOBAL ID：201102222661446873   整理番号：11A0831987

コロナ処理が金属/重合体/金属系の接着と機械的特性に及ぼす影響

Influence of Corona Treatment on Adhesion and Mechanical Properties in Metal/Polymer/Metal Systems

著者 (4件)： CARRADO A. (UDS, Strasbourg, FRA) ,  SOKOLOVA O. (Clausthal Univ. Technol., Clausthal-Zellerfeld, DEU) ,  DONNIO B. (UDS, Strasbourg, FRA) ,  PALKOWSKI H. (Clausthal Univ. Technol., Clausthal-Zellerfeld, DEU)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 120  号： 6  ページ： 3709-3715  発行年： 2011年06月15日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属-重合体界面の接着に及ぼすコロナ処理(CT)の効果を調べた。ここでは,重合体コアを事前にコロナ表面処理し,次いで実験室ロール-接着プロセスにより金属/重合体/金属ラミネート(スチールシート並びにポリエチレンとポリプロピレンシート)を製造した。すなわち,その表面エネルギーと金属(オーステナイト鋼)への接着性を増すために,重合体表面のコロナ放電処理を行った。120秒のCTの後,T-ピール及び剪断試験で測定した接着性は,クラックピールで43%及び平均ピール抵抗で22%の増加が達成された。走査電子顕微鏡検査法観察から,接着性の改善が界面モルフォロジーの変化に起因していることがわかった。機械的試験では,降伏及び引張強さがCTにより強く影響され,そして,これらのラミネートが界面現象に敏感なことが示された。しかしながら,複合材料の破断伸長は不変であった。

シソーラス用語： *積層材料 ,  *金属 ,  *ポリオレフィン ,  表面処理 ,  コロナ放電 ,  接着試験 ,  引張試験 ,  剥離試験 ,  ポリエチレン ,  ポリプロピレン ,  接着強さ ,  走査電子顕微鏡 ,  示差走査熱量測定 ,  熱重量分析

分類 (1件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

タイトルに関連する用語 (3件)： コロナ処理 ,  重合体 ,  機械的特性