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J-GLOBAL ID：201102222693183270   整理番号：11A0791655

品質工学を適用したEPS用ウォームギヤの組立許容差要因の実験的解析

Experimental Analysis for Tolerance Design in Assembling of EPS Worm Gear with Quality Engineering

著者 (6件)： 伊藤隆 (KYB 基盤技研) ,  岸佐年 (長野工高専) ,  堀内富雄 (長野工高専) ,  吉川真楽 (KYB) ,  渡辺博仁 (KYB) ,  深田茂生 (信州大 工)
資料名： 設計工学  (日本設計工学会誌)
巻： 46  号： 4  ページ： 224-230  発行年： 2011年04月05日 
JST資料番号： S0898A  ISSN： 0919-2948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ウォームギヤの設計パラメータと性能との関係を品質工学の手法を適用した実験的解析結果により明らかにしたのでその概要を紹介した。具体的には,まず,EPS(電動パワーステアリング)用ウォームギヤの設計手法への品質工学の適用に関して,EPS用ウォームギヤの基本機能,これに影響を及ぼす要因,そのばらつきと感度について概説した。EPS用ウォームギヤの基本機能の実験的解析に関しては,実験装置,実験計画,ウォームギヤの理想機能,標準SN比による要因効果の分析,要因効果図による結果と分析について紹介した。解析の結果,樹脂製ホイールの膨潤に対して,ウォームギヤの組立許容差である軸間距離とギヤ軸の傾きはウォームギヤの基本機能のばらつきに影響することなどが分かった。

シソーラス用語： *ウオーム歯車 ,  *品質工学 ,  公差 ,  組立 ,  機能 ,  因子 ,  効果 ,  因子分析 ,  特性要因図 ,  電動パワーステアリング
準シソーラス用語： 基本機能 ,  *組立許容差 ,  要因効果

分類 (1件)： 歯車,歯車装置  (QB01060O)

引用文献 (10件)：

• 伊藤隆. EPS用斜め食い違い軸ウォームギヤの設計製作に関する研究 (第1報, 3形ウォームホブ切りホイールの歯形と歯当たり解析). 設計工学. 2010, 45, 3, 135
• 岸佐年. 3形ウォームギヤの歯面修整法の研究 (第1報, ホブ基礎ねじ面の計算法の解析). 日本機会学会論文集C編. 1986, 52, 481, 2443
• 広川純夫. 軸角が90°でないインボリュートウォームギヤに関する研究 (第2報, 効率および接触形態に関する考察). 日本機会学会論文集C編. 1980, 46, 401, 68
• 広川純夫. 軸角が90°でないインボリュートウォームギヤに関する研究 (第3報, 各種歯形論的性質を有する実験用歯車の設計と試作). 日本機会学会論文集C編. 1980, 46, 401, 77
• 広川純夫. 軸角が90°でないインボリュートウォームギヤに関する研究 (第4報, ウォーム歯面上の接触線の移動について). 日本機会学会論文集C編. 1980, 46, 403, 301

タイトルに関連する用語 (7件)： 品質工学 ,  EPS ,  ウォームギヤ ,  組立 ,  許容差 ,  要因 ,  実験的解析