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J-GLOBAL ID：201102222703233824   整理番号：11A1812906

表面誘起結晶化におけるナノポア形状の役割

The role of nanopore shape in surface-induced crystallization

著者 (5件)： DIAO Ying (Massachusetts Inst. Technol., Massachusetts, USA) ,  HARADA Takuya (Massachusetts Inst. Technol., Massachusetts, USA) ,  MYERSON Allan S. (Massachusetts Inst. Technol., Massachusetts, USA) ,  HATTON T. Alan (Massachusetts Inst. Technol., Massachusetts, USA) ,  TROUT Bernhardt L. (Massachusetts Inst. Technol., Massachusetts, USA)
資料名： Nature Materials  (Nature Materials)
巻： 10  号： 11  ページ： 867-871  発行年： 2011年11月 
JST資料番号： W1364A  ISSN： 1476-1122  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 100nm以下のポア中における結晶化が,核発生速度,多形および結晶方位に影響することが知られているが,ポア形状の影響は明らかにされていない。本研究では,ナノポア形状が核発生速度論に影響することを示した。AA-co-DVB膜表面に,ナノ粒子インプリントリソグラフィー(NpIL)法により,15~300nm径の球形,四角形および六角形のナノポアを作製した。ブチルアセテート溶液からアスピリンをポア内で結晶化させ,AFM観察とXRD測定を行った。その結果,15~120nm径の球形ナノポアは核発生を抑制し,角のあるポアは核発生を促進した。また,角のあるポアの核発生速度論の促進には,良好な表面-溶液間の相互作用が必要である。さらに,ポア形状の影響を結晶化分子の規則化の観点から考察した。

シソーラス用語： 溶液成長 ,  細孔 ,  直径 ,  形態 ,  プラスチックフィルム ,  押付成形 ,  核形成 ,  晶析速度 ,  構造活性相関 ,  *結晶化 ,  相互作用 ,  界面化学 ,  脂肪酸 ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： ナノインプリント

分類 (2件)： 晶析  (XD02070T) ,  その他の無機化合物の結晶成長  (BK13060T)

物質索引 (1件)： アスピリン

タイトルに関連する用語 (4件)： 誘起 ,  結晶化 ,  ナノポア ,  役割