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J-GLOBAL ID：201102222730560322   整理番号：11A1925917

クラウドサービス上でより安全なデータ共有を実現する再暗号化技術

Proxy Re-encryption Scheme for Secure Data Sharing in Cloud Services

著者 (2件)： 吉田琢也 (東芝ソリューション) ,  松下達之 (東芝)
資料名： 東芝レビュー  (Toshiba Review)
巻： 66  号： 11  ページ： 18-22  発行年： 2011年11月01日 
JST資料番号： F0360A  ISSN： 0372-0462  CODEN： TORBA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： “再暗号化技術”とは,あるユーザー向けに暗号化されたデータを復号することなく別のユーザーの鍵に付け替え可能な公開鍵暗号技術である。暗号化しても利便性を下げることなく,クラウドサービス上でより安全にデータを共有できる技術として,クラウドコンピューティングの普及とともに注目を集めている。東芝ソリューション(株)と東芝は,再暗号化鍵の偽造防止技術により既存方式にない高い安全性を実現する新しい再暗号化方式を開発した。また,実際に想定されるサービス提供形態を検討してシステムを試作した。試作したシステムの機能を評価した結果,商用化に際して実現性や実用性に問題がないことを確認できた。(著者抄録)

シソーラス用語： 情報セキュリティ ,  *計算機利用 ,  情報利用 ,  *公開鍵暗号
準シソーラス用語： *クラウドコンピューティング ,  データ共有 ,  *再暗号化

分類 (2件)： データ保護  (JD01020V) ,  符号理論  (ND02030R)

引用文献 (3件)：

• (1) アイティメディア(株).“企業クラウド活用に伴うセキュリティ意識の変化に関するアンケート調査”. Tech Target ジャパンホームページ. <http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1011/26/news02.html>, (2011-10-26 参照).
• (2) Blaze, M. et al. Divertible protocols and atomic proxy cryptography. Advances in Cryptology - EUROCRYPT '98. Lecture notes in computer science(LNCS). 1403, 1998, p.127-144.
• (3) Hayashi, R. et al. Unforgeability of Re-Encryption Key against Collusion Attack in Proxy Re-Encryption. the 6th International Workshop on Security. LNCS. 7038, 2011, p.210-229.

タイトルに関連する用語 (3件)： クラウドサービス ,  データ共有 ,  暗号化