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J-GLOBAL ID:201102222780212384   整理番号:11A0929994

斜視性弱視ネコへのL-ドパメチルエステルの効果

Effects of L-dopa methyl ester on the strabismic amblyopia cats
著者 (6件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 70-73  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2291A  ISSN: 1001-1978  CODEN: ZYTOE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】図形視覚誘発電位(P-VEP)に及ぼすL-ドパメチルエステル(LDME)の効果と斜視性弱視の子猫の視覚皮質のニューロンにおけるc-fos mRNA発現を観察し,弱視に及ぼすL-ドパメチルエステルの治療効果及びその作用機序を探る。【方法】30匹の正常な子猫を無作為に次の6群に分割した:L-ドパメチルエステル(20mg・kg(-1))の低用量群,L-ドパメチルエステル(40mg・kg(-1))の中等用量群,L-ドパメチルエステル(80mg・kg(-1))の高用量群,陽性対照(L-ドパ40mg・kg(-1))群,正常対照群,モデル対照群。4週間目の子猫(正常対照群を除く)に医原性収束性斜視の外科手術を行った。図形視覚誘発電位による弱視の成立を確認後,L-ドパメチルエステル,L-ドパおよび通常生理食塩溶液を対応する動物にそれぞれ与えた。弱視眼のP-VEPを1カ月後に観察し,in situハイブリダイゼーション技術によりc-fos mRNA発現を検出した。【結果】L-ドパメチルエステルは斜視性弱視ネコのP100頂点潜時の長さを明らかに減少させ,P100の振幅を増加させた。斜視性弱視ネコの視覚皮質の染色陽性細胞は正常ネコのものより少なく,それらの差異は有意であった(P<0.01)。薬物投与群における染色陽性細胞はモデル対照群より有意に増加した(P<0.01)。【結語】L-ドパメチルエステルは斜視性弱視ネコモデルにおいて伝導と感覚機能を有意に改善する。その機構はL-ドパメチルエステルの大脳皮質内への増加及びc-fos mRNA発現の制御と関連している可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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