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J-GLOBAL ID:201102223101393649   整理番号:11A0629855

タイで野鳥から単離された2株の高病原性トリインフルエンザウイルス亜型H5N1に感染したマウスにおける異なる宿主遺伝子応答

Differential host gene responses in mice infected with two highly pathogenic avian influenza viruses of subtype H5N1 isolated from wild birds in Thailand
著者 (14件):
資料名:
巻: 412  号:ページ: 9-18  発行年: 2011年03月30日 
JST資料番号: H0793A  ISSN: 0042-6822  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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タイで家禽での高病原性トリインフルエンザ(HPAI)の発症中,奥の野鳥からHPAIウイルス亜型H5N1が単離された。今回,筆者らは野鳥からの2株の単離体(A/Pigeon/Thailand/VSMU-7-NPT/2004;Pigeon04およびA/Tree sparrow/Ratchaburi/VSMU-16-RBR/2005; T.sparrow05)のマウスでの病原性を解析した。これらは複数の器官で同様に複製し致死的な結果を招いた。しかし,Pigeon04は感染3日目に肺で炎症性サイトカイン(IL6およびTNFα)とMIP-2,好中球走化性因子のmRNA発現を誘導し,好中球浸潤を伴う重篤な肺炎に至った。一方,T.sparrow05は感染後7日にPigeon04より広い範囲に複数のサイトカイン発現を誘導し,感染マウスの脳で複数のサイトカインのmRNA発現を強力に誘導しそれにより炎症が頻繁に誘発された。これらの研究より,2つのHPAIウイルスは,同様に複製するものの,異なる宿主応答を誘導し,マウスに致死的な結果を招いたことを明らかにした。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ウイルス感染の生理と病原性  ,  感染免疫 
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